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経営に役立つメールレポートVol.5

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 赤沼公認会計士税理士事務所が贈る
 社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』
    
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 発行者:赤沼公認会計士税理士事務所
     代 表
     公認会計士・税理士・財務コンサルタント
     赤沼 博彦(あかぬまひろひこ)
     http://www.akanuma-cpa.jp      
               
               Vol.5  2008年6月5日
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こんにちわ、会計士の赤沼です。

いつも暖かいご声援、ご意見をいただきまして、

ありがとうございました。

今後の情報発信に生かして行きたいと思います。
 
それぞれが経営の「気づき」のヒントになれば幸いです。


…【目次】……………………………………………………………………

1. <ビジネスの妙>
  〜粗利幅を上げる最短の近道?〜
2. <黒字経営の技>
  〜戦略的中期経営計画の深謀遠慮〜
3. <資金繰りの知恵>
  〜リスケジュールにおける銀行の考える公平さとは?〜
4.
  〜四半期開示もシステム対応で何のその!〜
5.<ワークライフバランス>
    〜いかに頭を切り替えるか?〜
後記

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 ■1■<ビジネスの妙>
  〜粗利幅を上げる最短の近道?〜
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これは九州のとある土木建設工事会社のお話です。
特に河川工事を得意としていました。

しかしある年に公共工事予算の大幅削減によって売上が半分以下に落ち込みました。
設備投資の借入金はまだ沢山残っています。

この会社はあるコンサルタントの指導を仰ぎました。、
その結果、自社には他所にはない強みがあることを発見し、
これを糧に作戦を開始しました。

何をしたかというと、
九州各地の土木建築会社にDMを送ったのです。
数件の反応があり、小さいながらも仕事を受注することができました。

どんな仕事かというと河川に隣接した地域での土木工事や建設工事を、
通常の倍の早さで請負うというのでした。

なぜこんなことができるのかというと、
この会社は長年の九州各地における河川工事を通して詳細な各地の土壌データと、それぞれの土壌に合った工法ノウハウを保有していたからです。

実績が信用になり、また評判が評判を呼び受注高が増えていきました。

しかしこの会社社長の凄いのはこの後です。

今この会社は河川隣接地域の工事専門コンサルタントとして、
全国に社員を派遣しています。
自分で工事するのではなくて他社の工事を技術指導する立場になりました。
社員一人当たりの粗利は以前の数倍に増えました。


これは私の先輩コンサルタントの指導例ですが、
私も時折思い起こしては最終的にはモノを売るだけではなくて、
目に見えないノウハウを提供することこそが、
粗利幅を上げる最短の近道だということを再確認しています。


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 ■2■<黒字経営の技>
  〜戦略的中期経営計画の深謀遠慮〜
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前回「戦略的中期経営計画」というものをご紹介しました。
企業の経営計画作りにいろいろな形で関わってきた私自身が、
「これはいったい!?」と驚いた手法なので、
ぜひ皆さんにもお伝えしたいと考えて書かせていただきました。

今まで多くの経営計画作りにおいて常に大きな課題となっていたのが、
どうすればその計画を達成することができるのか?ということでした。

もちろん経営計画が全くないよりは、
とにもかくにも経営計画があるのであれば格段の進歩と言えます。

しかしあれだけ時間とエネルギーを費やして徹底的に頭を使った(つもり?)でも、考えられるだけの手を打った(つもり?)でも、
やっぱり経営計画の達成度がなかなか上がらないので皆さん頭を抱えるのです。

経営計画達成度の高い会社はいつも高いし、低い会社はどうしても高くならない、そのようなことが多いようです。

このような会社のどこに違いがあるのでしょうか?

種々の原因が挙げられますが、このようなことはまだ序の口です。
上記の経営計画達成度の高い会社であっても、
突然の大幅な経営環境の変化に晒された時には、
上手に適応して業績を伸ばせる会社は極めて稀です。

ご紹介する「戦略的中期経営計画」は、
経営を長年続ければ何年かに一度は必ず見舞われる大きな環境変化にも適応して、
会社を永きにわたって発展成長するように作られた手法なのです。

この経営計画の達成度と経営環境の変化への対応のカギを握っているのは、
間違いなく社員の働きだと言えましょう。
特に幹部社員の意識と能力に大きく依存していると言えます。
どちらの社長も幹部社員の意識不足・能力不足に嘆息されているものです。

この一番皆さんが苦労されている幹部人材の開発育成を通じて、
最終的に達成度の高い実用的な経営計画と環境変化に強い事業力を実現するのが、まさに戦略的中期経営計画というものです。

いかがですか?
随分欲張りな感じがしますね。
しかし実際にやってみればおわかりになりますが、
これが決して無理なことではないことがおわかりになると思います。

「戦略的中期経営計画」に次回はさらに深く切り込んで参ります。


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 ■3■<資金繰りの知恵>
  〜リスケジュールにおける銀行の考える公平さとは?〜
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前回リスケジュールに触れました。
リスケジュールというのは、現在の借入金の返済条件を緩和するように、
変更してもらうことです。
例えば今から1年間の返済を半分とかゼロとかにしてもらって、
その分は来年から3年間で返済しますとか、一遍に来年1年で返済しますとか。
時には借入期間の最終年度に上乗せして返済しますとか。

このようにして会社の資金繰りが厳しい間だけ返済を猶予してもらい、
その間に業績を建て直そうとするものです。

さてリスケジュールをする際の注意点を申し上げます。

@各銀行が公平になるようにリスケジュール計画を作ること。

A各銀行の立場方針を考慮すること。

Bいかに現状の赤字が一時的なもので改善可能かを伝えること。

C必ず黒字改善することを経営者自身が熱意を持って論理的に伝えること。

D改善計画は最終的に改善金額として示すこと。

以上のうち今回は@各銀行が公平になるようにリスケジュール計画を作ること、について少し説明しますね。

銀行間の競争意識は大変強いもので、一般の人の想像を超えるものです。
以前に鳥取県のT銀行がメインをしている水産加工会社の支援をした時には、
隣県の地銀であるS銀行がこれはいやがらせとしか言えないような細かな質問を大量に浴びせて私たちを辟易させたことがありました。

なおここでいう公平とは、リスケ時点での借入残高割合に応じて返済額を設けること、を意味します。

つまり A銀行200万円 B銀行400万円の合計600万円の借入残高がある会社の場合、経営計画の結果年間に返済可能が金額が30万円であるならば、

A銀行には30/600×200=10 すなわち10万円を返済。
B銀行には30/600×400=20 すなわち20万円を返済。

これを銀行業界では「プロラタ返済」と呼びます。

ともかく銀行側の発想にあるのは、
基本は可能な限り自行だけが得をしようとすることにありますが、
各行とも公平な条件ならば飲まざるをえないかと考えるということだけ覚えておきましょう。


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 ■4■
  〜四半期開示もシステム対応で何のその!〜
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今年度のIPOが低調だというニュースには聞き飽きていることと思いますが、
だからといってIPOの魅力が低下したというわけではありません。

今年上場したプラムワークス鰍ヘ公募価格26万円に対し初値60万円、
資金調達4億6千万円、株主売り出し3億8千万円。
一挙に時価総額100億円の企業が生まれました。
株式マーケットの冷え込み、投資家の厳しい目と上場コスト上昇及び上場審査の厳格化等、IPOを目指すのは得策ではないという雰囲気が最近目立ちましたが、真に力のある事業にとっては何吹くものぞということでしょう。


さて今回は四半期開示制度について少しお話します。

上場会社は従来では期末決算と中間決算を公表していましたが、
今後は期末決算の他に3回の四半期決算を公表しなければならなくなります。

これでは会社の経理部署は年がら年中決算作業をすることになると揶揄されました。

実際当たっています。

でも実は状況はもう少し複雑です。

私が訪問している3月決算の上場会社があるのですが、
関係会社15社を個別決算して連結決算して・・という作業を5人位であたっており、一方会計監査する方は10人がかりで作業をしていました。
そしていつも決算作業にミスが多く滞りがちでしたから、
四半期開示が開始したらどうなるのかと心配していました。

そして今年うかがってみると経理システムを新しく変えていました。
そしたら15社の個別決算はおろかその連結決算の調整も、
あっという間にできるようになりました。
それも殆んど1人で。
今まで見られたような単純ミスも激減です。

従来の経理体制では対応不可能と見た会社は思い切って経理システムを変更したのですが、その効果は絶大でした。

今では月次決算から本決算そして会社法計算書類と金融商品取引法の開示書類、すべて明細資料付きで自動作成する便利なシステムもあるのです。

ただしアプトプットされた書類が正しいかどうか、
チェックしてタイムリーに調整するのはこれからも経理部員の仕事になります。

チェックというのは決して易しいものではありません。
同じだけの手間を掛けてはチェックの意味がないですし、
かなりの熟練が要求されるのです。

単純作業はコンピューターに任せて頭脳労働は人間の仕事という分担が、
より鮮明になったのであって、単純に人間の仕事が楽になるというのとは違いうというものです。。


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 ■5■<ワークライフバランス>
  〜いかに頭を切り替えるか? 〜
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私は以前大手コンサルタント会社に勤務していた時に、
時間短縮委員会の委員長を務めたいました。

そのコンサルタント会社は一晩中電気が点いていることが有名でしたので、
労基署に目をつけられるのも時間の問題だと思われていました。

そして先にグループ会社に労基署の調査が入り案の定追徴等の指導を受けることになりました。

これを受けてコンサルタント会社でも、
急ぎ時間外手当の整備と残業及び休日出勤の規制をせざるをえなくなったのです。
しかしこれでは売上は減るわ、人件費は増えるわ、で大変な業績悪化になりかねません。

これに慌てたコンサルタント会社経営陣が、
短い時間で今まで以上の業績を上げる、すなわち生産性アップのために、
私をその改善活動の委員長に任命したわけです。

さて最初実施した意識調査の結果、
特に時間に配慮がないのは一部の幹部社員だということがわかりました。

幹部社員にとってはいくら時間をかけてでも結果を出さないと話しにならない、という事情があるのですから理解できないことはありません。

しかし時間をかけるということは部下の社員という、限りあるコストを消費することです。
また部下の社員は一人一人が個性ある人間ですから、
全員が全員滅私奉公で時間に関係なくハイパフォーマンスを維持できるわけではありません。
またこの頃は長時間労働で体や神経を病んでしまい退社する例も多々ありました。

このままでは良くないということを一人一人に納得させなければなりません。

幸い幹部の中にも時間あたり付加価値(粗利)、社員一人あたり付加価値(粗利)を高めなければいけない。今のままではいけない。という意識を持つ人もおり、彼らが短時間で業績を上げる実績が出るような方策を開始しました。

次回はコンサルティング会社の中で私がした社内コンサルティングの様子を、具体的にご紹介します。


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 ■後記■
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最近は雨の日が多いですね。
すっかり梅雨入りかと思いきや、まだだったりします。
「観測史上初の●●●」という気象予報士の台詞もすっかり聞きなれてしまい。
あらためて温暖化の威力を感じずにはいれません。

ただひどい花粉症持ちの私にとっては雨は恵みの雨です。
黄砂も他の花粉も綺麗に洗い流してくれる気がして嬉しく感じます。

さて一方で気温の寒暖差は最近激しいですから、
着るものには困りますね。

でもどちらにしろあと約1ヶ月過ぎるとまたあの酷暑がやってくるのだと思うと、
四季のメリハリってやっぱり凄いものだと思いますね。


当メールレポートに対するご意見、ご要望、お叱り等お寄せいただければ、
より役立つ内容にできると思いますので、よろしくお願いいたします。

今後とも赤沼公認会計士税理士事務所『経営に役立つメールレポート』
をよろしくお願いいたします。

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■当事務所&本メールレポートのミッション

 ●『会計マインド』を活用して、中小・中堅企業を成長・発展させること

   ◆「管理会計を活用して、黒字成長を実現する!」
   ◆「資金繰り・資金調達・キャッシュフローに強い経営!」    

 ※会社の成長・発展のためには黒字とキャッシュフロー戦略が不可欠で   す。
  従来の財務会計の枠にとらわれず、真に会社の成長・発展のために
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