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社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』Vol.10

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 赤沼公認会計士税理士事務所が贈る
 社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』
    
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 発行者:赤沼公認会計士税理士事務所
     代 表
     公認会計士・税理士・財務コンサルタント
     赤沼 博彦(あかぬまひろひこ)
     http://www.akanuma-cpa.jp      
               
               Vol.10  2008年11月25日
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こんにちわ、会計士・税理士・財務コンサルタントの赤沼です。

どの記事も私自身の体験と専門知識を振り絞って書いております。

どれか一つでも経営に役立つ「気づき」のヒントになれば幸いです。

今回は私の体調不良による長期休刊後の復帰第一号です。

長らくご無沙汰し、申し訳ありませんでしたが、今回は休刊の間に私自
身が気づいたり出会った選りすぐりの情報をお伝えいたします。


…【目次】……………………………………………………………………

1. <ビジネスの妙>
  〜今にわかに注目される理念経営〜
2. <黒字経営の技>
  〜戦略的中期経営計画で3年後の売上を創り出す!〜
3.
  〜よりシビアになってきているVC〜  
4.<ワークライフバランス>
    〜労働時間短縮と生産性、人材開発〜
後記

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 ■1■<ビジネスの妙>
  〜今にわかに注目される理念経営〜
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私が参加しております研修を運営されています人材開発会社アチーブメ
ントの青木仁志社長が最近執筆された「戦略を超える理念経営」を読ま
させていただきました。

青木社長のお話は直接何度も伺っておりましたので、その言わんとする
ことがすべて一本の樹木のように整合した体系を形作っており、非常に明
快に私の心に伝わって参りました。

さてその中味をご紹介いたします。
要するに時流に乗った戦略によって一時的に大きな利益を得ることがで
きても、人を大切にする理念経営が無ければ、決してそれを永続させる
ことはできない。
最も大切なことは、経営者はもとより、従業員全員、取引先、顧客、地
域社会の関係者皆が幸せになることに役立つ事業をすることである。
その社会や皆の役に立っていることが実感できる経営理念の下に従業員
の一人一人が活き活きと働くことができるような経営をすることである。
そのためには従業員一人一人の資質能力に合わせて各人が成長できるよ
うに企業が手助けする必要がある。

ともかくこの人材開発会社アチーブメントの新卒学生のエントリー数が
凄いのです。
1万人だそうです。
つまり同社の社員一人一人を大切に育成し、かつ適度なチャレンジ機会
を与えて成長を促すシステムによって、会社の成功と社員個人の成功が
がっちり結びついているところに、優秀な学生が魅力を感じるようです。

同社の青木社長のお話については、多くの学び・気づきの材料が溢れて
おりますので、今後もポイントを小分けにしてご紹介したいと思います。

青木社長自身が元々ブリタニカの伝説的トップセールスマンだったこと
から、同社は強力な営業力で確実な成長を見せています。
やはり事業で先立つものは営業力です。
特にベンチャー企業ではこの営業力が最終的に成否を分けるという現実
を考えてみても、営業力強化と人材育成と理念経営とは不可分だという
ことをよく考えてみる必要がありそうです。

とかく戦略重視の傾向が強かったこれまでの数十年間でしたが、今この
反動が起きてきているようです。
ビジネスですから、儲からなければならない、利益が出なければならな
いということは当然なのですが、それだけに捉われていると戦略が必要
だということには気づいても、理念が必要だということには気づきにく
いのは当然でしょう。
しかし多くの方がそろそろ気づき始めています。
理念重視の経営こそが、結果として丁度良い加減に儲かり、利益も永続
させることになることを!

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 ■2■<黒字経営の技>
  〜戦略的中期経営計画で3年後の売上を創り出す!〜
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今まで何年もの間売上5億円の壁にチャレンジし続けている会社があり
ます。
素晴らしい技術力を持つ試作品金属加工会社です。
社長は躍起になって一つの区切りとしての5億円突破を目指して、毎月
5億円÷12ヶ月=約4千万円強の売上を上げるべく、社員にはっぱを
かけてきましたが、どうしてもおぼつかないのでした。
少なくとも私が初めて訪問した頃はそのような様子でした。

同社は今まで単年度の売上計画、利益計画というものを特に作ってはい
ませんでしたが、今まずは過去年度の月々の売上実績をデータとして取
り、それと実際の現状の感触から考えて今年一年の売上計画を作ってみ
ることにしました。
ただ得意先別に月別の予想ないし目標売上高を並べただけです。
しかし過去の同様なデータも一緒に見比べると、長年この事業をしてい
る社長には随分いろいろな発見が出てきたようでした。

ただ私が今同社で最重要視しているのは、この今年の計画を達成するこ
とよりも、まず3年後のあるべき姿を睨んで3年間着実に成長させるこ
とでした。
このためにいわゆる「戦略的中期経営計画」の策定会議を毎月着実に進
めることを最優先事項として取り組んでいます。

さて今回お伝えしたいのは、次のことです。
同社にとって最も必要なことは、社長曰く売上高をどうやって上げる
かでした。受注さえすれば必ずしっかりした品質のものを既定の納期を
厳守して納品する自信があるというのです。

戦略的中期経営計画の策定プロセスの中には、現在の同社の営業構造と
商品力を幹部全員でチェックしていただき、その中から得られたヒント
を元に売上アップにつながる改善課題を抽出していただき、そこで3年
後に期待できる売上高をはじくという作業があります。

その結果は、驚くことに3年後に15億円の売上が見えたのです。
さらに驚くべきことは、決してかなりの無理をしたり、やってみないと
わからないというレベルの話ではなく、やりさえすれば今の延長で、ご
く普通に十分上げられる売上だという感触だということです。

今までは4億円の売上を5億円に引き上げようと言っただけで、そんな
過去にできた試しのない売上高などできる自信がない!というのが社内
の雰囲気だったというのに、それが3倍強の15億円に全く違和感がな
いという不思議な体験を社長はじめ幹部一同がしたということです。

実際のところはその売上高15億円にトライし始めると、現在見えてい
ない障害が見え始めて、実際にはもう少し売上は落ちるかもしれません。
しかし今まで5億円突破に苦労していた時には、思ってもみなかった高
いレベルの売上高を実現していることは間違いないことでしょう。

このように売上高の急成長は、決して現在の延長として自動的に実現さ
せることは難しいのに対し、3年後の目指す売上目標を創り出すことか
ら逆算することから始めることによれば、実現させることが容易になる
のです。

このことに気づかれていない経営者の方が実に多いのは勿体ないと言わ
ざるを得ません。

なぜって気づきさえすれば本来獲得できる売上高を取りこぼしているわ
けですからね。

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 ■3■
  〜ますますシビアになってきているVCの見たて〜
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先日大手VCのベンチャーキャピタリストと情報交換をする機会がありま
した。
彼曰く、最近は以前のようにVBののアーリーステージへの小額投資は一
切してないとのこと。
最低でも1本1億円で、大手企業の関係先のビジネスへの投資が主流とい
うことでした。

その時私が関係しているVBを引き合わせたのですが、検討に値する企業
の上場直前期の当期利益は最低5億円、時価総額30億〜50億円と言われ、
形式基準の10億円の時価総額をクリアすることにやっきになっている当
のVBが検討の俎上にすら乗せてもらえないことに愕然となったものです。
VCとしてもIPOまでたどり着けないリスクを考慮して、掛け目をかけざる
を得ず、結果的にかなり大型の案件でないと甚だ効率が悪いという理屈、
非常に納得してしまいました。

VCもネットバブル直後は、小口でばらまいたら後は殆んどフォローしな
いというスタイルが目立ちましたが、今では投資先の取締役会にオブザ
ーバー参加するのは当然の感があり、VCも大きく変化しているんだなと
あらためて実感させられました。

彼が強調した投資するVBのポイントとして次のことが挙げられていまし
た。
ビジネスモデルの流れ、採算性、儲かる仕組みの肝、優秀なマネジメン
トチーム、営業力。そしてこれらをVCに簡単に理解させる簡明さ。
物凄くシンプルですが本質的ですね。
本物は恐ろしくシンプルだということを再確認しました。

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 ■4■<ワークライフバランス>
  〜労働時間短縮と生産性、人材開発〜
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思えば私などは仕事柄、多種多様様々の会社にお伺いしますが、会社に
よって労働時間の態様もまさに様々です。
あるIT系ベンチャー企業は朝10時スタートで夕方18時には大半が退
社しています。IT系と言えば夜型社員が多いというイメージとは大きな
様変わりですが、今はモバイル対応が当たり前ですので、モバイル端末
さえあれば仕事はどこにいてもできるという事情があるからできること
のようです。

また毎日決まって深夜まで居残る社員が多数いる会社も少なからずあり
ますが、旧来から最も多いタイプの会社かもしれません。

しかしいつの頃か、中小中堅企業では割合皆さん早目に退社される慣行
が根付いてきているように見えます。
一方上場企業等では、二極分化しており、減らされた人員に比べ仕事量
が圧倒的に多く、残業又はサービス残業又は仕事の持ち帰りが常態化し
ている職場と、繁忙期を除けば殆んどが定時退社だという職場とに分け
られるように見えます。

ただ最近は部署全体が揃って遅くまで残業するというのは、決算時の経
理部位であって、他はどこもそこまで残業してでも仕事しようという雰
囲気は皆無になっているのではないでしょうか。

問題は仕事時間が減ったものの、生産量も減少して賃金も低下したので
は元も子もない筈です。

いわゆる生産効率が高まった上での労働時間削減ならば良いのですが、
果たして各社そのようになっているかは心配なところです。

一般的に生産効率はOUTPUT/INPUTと考えられます。
このOUTPUTとINPUTをそれぞれ売上高と労働時間等に読み替えてみますと、
売上高/労働時間という分数式として表されます。

この生産効率(又は生産性)を無限に高め続ける努力が絶対的に大切だとい
うこと、わかっていただけると思います。

さてその生産効率を高めるために最も大切なことがありますが、何だと思
われますか。

それは一人一人の意識と考え方だと私は思います。

私自身仕事をしていて思うのですが、体調や気分がすぐれない時の仕事ぶ
りと、この仕事は特に重要な意味があるから必ず良い結果を出したいと気
合が入っている時とでは生産性は5倍10倍の違いがあります。
勿論プロフェッショナルとしてこのようなことは本来許されるものではあ
りませんので、私の場合どうしても調子の悪い時には、重要度の低い定型
的な仕事を入れるなどの対応を考えています。

また考え方・マインドについては、もうこれ以上改善余地があるわけがな
いと思うのと、必ず改善し残した点がある筈だと思うのとでは、結果が大
きく変わるのは火を見るより明らかというものです。

幸い最近はこのような意識や考え方を精神論としてではなく科学的に捉え
て、人間の持つ悪癖を抑制し本来持っている力を十分に発揮できるように
する研修や人材開発プログラムが多数開発されています。

生産性上昇のための教育・人材開発を一考する価値がありそうです。

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 ■後記■
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前回配信の際、7月にひどく体調を崩したというお話をしました。
3ヶ月以上経過し一時回復したと安心したのも束の間、再びひどい状況に
陥り、初めの時よりもさらに悲惨な状況になってしまいました。

後頭部の激しい頭痛に加え、左手・左腕・左足・胴体左側に力が入らず、
Yシャツを着るだけで20分もかかり、歩くときは何かにつかまらなけれ
ば、今にもひっくり返りそうになりますし、パソコンのキーを打とうにも
思うように指が動かないためわけのわからない文字が画面に現れて一向に
仕事になりません。イスにただ座っている姿勢を保つことさえもままなり
ません。

遂には首筋がこわばりスムーズに言葉を発することさえできない事態にま
でなりました。

こんな状態ですから当然頭も意識も全くいつもの自分とは別人のようでし
た。
何とかだましだまし仕事をしておりましたが、もう少しこの状態が長く続
いていたら廃業もやむなしという状態でした。

多くの方のアドバイスに従い、言うことをきかない体に鞭打ち、朝晩の体
操を続け、整形外科、針灸、気功の治療を必死に受け続けました。
その甲斐あって先々週頃から突然本来の正常な状態が戻ってきました。

先日までの惨状は一体何だったのだろうと思えるほど、今は殆んど跡形も
なく元気になりました。駅の階段を軽やかに駆け上がることさえできます。
大変複雑な問題も見事に整理し関係者と協議して事態を改善することも、
以前と同じようにできるようになりました。

それにしても今回のことでは、私自身多くの学び・気づきを与えられたと
思っています。。
今までは大部分のの業務を私が対応してきましたが、現実的に私の神経組
織の限界を超えていたことを痛いほど思い知りました。
事業は長く安定していなければ関係者に多大なご迷惑をおかけしてしまう
ことも身に染みました。
ようやく当事務所も組織的経営を開始しなければならないということに気
づき、大きく飛躍するキッカケになったというわけです。

どんなことが身に降りかかっても、必ずそこから何かを学び取り次の成長
に役立てる。転んでもただでは起きないという私の信念を再確認できたと
考えればきつい経験ではありましたが、良い経験だったと今では心底言え
ることには、まさに“感謝”の一言あるのみです。

当メールレポートに対するご意見、ご要望、お叱り等お寄せいただければ、
より役立つ内容にできると思いますので、よろしくお願いいたします。

今後とも赤沼公認会計士税理士事務所『経営に役立つメールレポート』
をよろしくお願いいたします。

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■当事務所&本メールレポートのミッション

 ●『会計マインド』を活用して、中小・中堅企業を成長・発展させること

   ◆「経営計画を活用して、黒字成長にチャレンジし続ける経営!」
   ◆「資金繰り・キャッシュフローに強く安心・安定的な経営!」
   ◆「戦略を超える理念経営により皆が幸せになる経営!」    

 ※会社の成長・発展のためには黒字とキャッシュフローと理念が不可欠で   す。
  従来の財務会計の枠にとらわれず、真に会社の成長・発展のために
  問題解決型・顧客の利益優先・人間的な想い重視の支援をして参りま   す。

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