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社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』Vol.11

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 赤沼公認会計士税理士事務所が贈る
 社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』
    
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 発行者:赤沼公認会計士税理士事務所
     代 表
     公認会計士・税理士・財務コンサルタント
     赤沼 博彦(あかぬまひろひこ)
     http://www.akanuma-cpa.jp      
               
               Vol.11  2008年12月10日
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こんにちわ、会計士・税理士・財務コンサルタントの赤沼です。

どの記事も私自身の体験と専門知識を振り絞って書いております。

どれか一つでも経営に役立つ「気づき」のヒントになれば幸いです。


…【目次】……………………………………………………………………

1. <ビジネスの妙>
  〜新分野参入はあの資生堂にとっても大変なこと〜
2. <黒字経営の技>
  〜3億円・10億円・30億円の壁〜
3.
  〜やっぱり周りでも始まった。上場延期〜  
4.<ワークライフバランス>
    〜健康を失うと人生の全てを失う〜
後記

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 ■1■<ビジネスの妙>
  〜新分野参入はあの資生堂にとっても大変なこと〜
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女性のシャンプー等ヘアケア用品の売れ筋二大ブランドと言えば、大御
所日本リーバのラックスと花王のアジエンスですね。
どちらもかなり高額のテレビCMが印象的です。

ラックスでは決まってハリウッドスターが欧米女性の美しさを強調して
いました。それに対抗して花王はアジア人の黒髪の美しさにブロンド女
性が嫉妬するというCMを放映したわけです。

この女性ヘアケア業界はこの二大ブランドで殆んど占められていた所に
天下の資生堂が新しく仕掛けたわけです。
ブランド名はTSUBAKIです。

日本の女性タレントが勢揃いで日本女性特有の髪の美しさをこれでもか
これでもかと見せつける豪勢なおCMで話題を呼びました。

この資生堂が初年度にTSUBAKIブランドで見込んだ売上は100億円で
したが、この豪勢なCM広告の予算がなんと50億円でした。言うまでも
無く売上の半分にあたります。

ここで申し上げたいのは、既にライバルがいる市場に打って出るのは、
元々知名度がある資生堂のような会社にとっても、かなりのリスクがあ
るため、やるときにはこれ程徹底した進出戦術が必要だということです。

それに対して世の中小企業オーナーは、本業が少し上手く行くと、全く
別業界の飲食店フランチャイズに加入しようとする方が多くいらっしゃ
いますが、少々安易なのではないでしょうか?

私はIPOを目指している飲食店フランチャイズ本部の会計監査に長年携
わっていますが、地方の中堅企業が運営するFC店舗の業績が悪いことが
目立ちます。そのようなところではオーナー自身が本業で忙しいのでし
ょうか、店舗運営に熱心ではないのです。
最終的に本部に運営委託を頼むケースが多発していました。

飲食業は、見かけ以上に厳しい業界です。
ただ美味しければ良いわけではなく、立地、客層、回転数、値付け、仕
入、周りの競合店、接客、店構えなど、本当によく考えなければならな
いファクターが多いことを忘れてはならないでしょう。

飲食業に関わらず今の本業とは全く異なる業種に進出するのは、あまり
上手い多角化とは言えません。

異業種に進出するにしても、少しでも現在の本業と関係あるもの、本業
の経験ノウハウ・経営資源を活かせるものにするのが常道というもので
すよね。

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 ■2■<黒字経営の技>
  〜3億円・10億円・30億円の壁〜
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前回では、戦略的中期経営計画を立てることによって現在5億円の売上
を3年後には15億円に伸ばせる目処がついてきたというお話をしまし
た。
売上の目途さえ付けば、納品は大丈夫と社長は胸を張りますが、現有設
備でできるのは現在の5億円に対してせいぜい6〜7億円まででしょう。

人員の過重労働、機械の酷使は事故や大きな品質不良の発生につながり、
結局大きな反動に会って回復できない痛手を負った会社を数多く見てき
ました。

それにしても事業成長の最大の難関はやはり売上です。その難関をクリ
アする目処が付くというのは大変なことです。この会社の技術力、納期
対応力、新しいものに挑戦する意欲、実績には脱帽ものです。

さてこの会社が本当に売上15億円を達成するために、これから考えな
ければならないことは何でしょうか。

よく3億円の壁、10億円の壁、30億円の壁など、企業成長の壁につ
いて話題になることがあります。

実際には業種、社長の能力・器など会社の特性によって壁になる金額は
違うでしょうが、確かに成長のステップにおいて壁があるのは確かだと
思います。

3億円までは社長一人の力だけで到達できます。ビジネスモデルや強み
がしっかりしていれば、3億円の壁を意識することなく4億5億と成長
もできます。

というのも3億円の壁を越えられない会社は、何でも社長がやろうとし
ます。社長が常に現場にいて口出ししないと気が済まないのです。自社
のビジネスモデル、強みはこれだ!という自信がないと、すべて社長自
身が仕事をして、一生懸命さだけは負けません!というような顧客には
全く訳のわからない理由から、現場から離れられなくなることになりま
す。

もし3億円の壁があるのならば、その処方箋は「社長は現場から離れろ」
と言えます。現場から離れて、商品づくり、マーケティング、人の採用
に注力したほうが良いでしょう。

次に3億円の壁を越えた会社では名ばかりの役員・幹部がいますが、実
態は「社長+者ども」という集まりです。結局のところ社長の器・力の限
界まではこれで行くことになります。

問題は次の10億円の壁です。さらに30億円の壁です。
オーナー社長には営業出身、技術畑出身の方が多いのですが、特に営業
出身の社長の会社ほど10億円の壁が手強く立ちはだかりがちです。

というのも10億円の壁とは、今まで実質的に社長の力で、社長の信用
で、社長の顔で立ててきた売上が、社長も人間であることから一日24
時間、1年365日という時間の制約もあり、必ず限界に達する、まさ
にこの事なのです。営業出身の社長の会社ほど社長個人の営業力に頼る
場合が多いのですから注意が必要です。

その10億円の壁を突破する方法は、何かと言うと「組織を作る」です。
言い換えると人を育て人に任せることです。

ちなみに30億円の壁を突破する方法は、「組織を機能させる」です。
これは統一した企業理念、ビジョン、企業の価値観、目標に基づいて社
長がいなくてもしっかりと動く組織を作るということです。

さてご紹介した会社は15億円の目標を立てたのですから、必ずこれか
らの3年間に10億円の壁に突き当たるでしょう。

私はそれを計算づくで戦略的中期経営計画の中で、自然に10億円の壁
を突破できるように仕組んでいるのです。


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 ■3■
  〜やっぱり周りでも始まった。上場延期〜
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新聞、宝印刷さんや証券会社さん等から発行されるレポートで今年の新
規上場数が激減というニュースがだいぶ以前から伝えられていました。

しかし現在上場準備中の会社がその上場を延期するということは、通常
外部には知らされることはありません。なぜなら上場延期は、「やっぱ
りね。初めから上場予定だというのは、単なるアナウンスだけで、本気
じゃなかったんでしょ。」という印象を与えかねないからです。実際に
優秀な人材を集めたり、周囲の信用を買うために表面上だけ株式上場準
備中という会社が大変多いのが実態です。

しかし私がコンサルティングや会計監査でお手伝いをしているところは、
正真正銘2〜3年後の株式上場を予定していたのですが、それらが皆揃
いも揃って上場予定を延期しています。

その一番の理由は、株式マーケットの状況により、今無理に上場しても
過小評価されて初値がかなり低くなるリスクがあるというものでしょう。
株式上場最大の魅力である創業者利得が激減です。

二番目の理由はどこも業績が伸び悩んでいることです。昨年あたりまで
は当初の計画どおり順調に伸びてきた会社も、今年急変して悪化した会
社が増えています。

以上の二つの理由が致命的とも言えるのですが、さらに3番目の理由が
ありそうです。

今期からスタートした四半期開示と内部統制監査も元々人的にも資金的
にも余裕のない上場準備会社に大きなプレッシャーになっていることは
間違いないでしょう。

他にも会計基準の改訂が目白押しで、会社の経営陣も従来ただただ業績
アップのために営業を引っ張ってきた経営スタイルとの相違に戸惑いを
覚えているはずです。

何しろほんの少し売上が落ちただけ、粗利額が減少しただけでも、過去
に計上した繰延税金資産を数千万円単位で取り崩さなければならず、大
きな損失を計上しなければならなかったり、少しでも内部管理状況が甘
いと売上高が実現したと見なされず、場合によっては売上高の取り消し
を監査法人に迫られたりするのです。

本当にここまでして株式上場する必要があるのか、と首を傾げる経営者
が増えても不思議ではありませんよね。

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 ■4■<ワークライフバランス>
  〜健康を失うと人生の全てを失う〜
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皆さん、ご自分の健康管理について、どのようにお考えでしょうか。
前回の後記にも書きましたとおり、私は今年は夏以降、1年のうち3分
の1を体調不良と奇病に侵されて、本当に真剣に強く健康維持について
考えさせられることになりました。

以前在籍した大手コンサルティング会社では、体調を崩して退職する人
が数多くいました。常時風邪を引いていたり、鬱病で出勤できなくなっ
たり、自律神経失調症だったり、症状は様々ですが、原因ははっきりと
想像がつきます。

というのも早朝から深夜までの超長時間労働。連続徹夜はごく普通。こ
の2ヶ月間1日も休日がないのは当たり前。仕事では極度の緊張の連続。
ずっとデスクワークで運動不足。食事はコンビニ弁当を急いでのどに流
仕込んだり、夜は付き合いとストレス解消にアルコールが手放せない。
キャリアアッププランもはっきりしないまま、目前の予算プレッシャー
と日々戦っており、先のことをじっくり考える余裕は無いという状態で
した。体のことを考えれば、これとは逆のことをすれば良いのではない
かと今は思います。

私は職業柄、属人的で、私がいないと実質的に回らないような仕事の仕
方をしていました。非常勤の職員や信頼できる事業パートナーもいます
が、目の前の複雑な問題に対処するには、私がいなくていきなり他の人
に任せてもどうなるものでもない、という実情があります。

売上1〜2億円規模までの中小企業の場合は、社長が1週間も会社を空
けるのは屋台骨を揺るがしかねないというほど、社長一人の力に頼って
いる会社は少なく無いはずです。

しかし誰も加齢には勝てません。
私も40歳になってから、今まで経験のない、体の不調を感じるように
なりました。大きな心配事の際には、両腕に何とも表現しにくいざわざ
わという妙な感覚がついて離れなかったり、朝に体操をしないと、一日
じゅう体が何ともだるく疲れやすくなったり、そして今回の本当に重篤
な体調異常など。

中村天風の哲学によると、肉体は道具だと言います。そしてその肉体を
直接的に動かしている精神もやっぱり道具に過ぎないといいます。私自
身はその肉体と精神という道具に宿っている大宇宙の本質的エネルギー
から分化したものだといいます。

だからこそ肉体も精神も自分の強い意志をもって、健全に長持ちさせる
ように努力しなければならない、そして努力すれば天風のように一度死
病に侵されようと、回復して90歳まで元気に生きてその天寿を全うす
ることもできるというのです。

目の前の仕事に精を出すのも良いのですが、それが何のためにやってい
るのか、忘れてしまっては本末転倒というものです。

潟Aチーブメントの青木社長の言葉です。

「健康は人生の全てではないが、健康を失うと人生の全てを失う。」

私も人生の全てを失いかけてしまいました。

皆さんはそのようなことのないように願っています。

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 ■後記■
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前回、体調不良であったことをご報告しましたら、多くの方がご心配から
メールやご連絡をくださいました。
あらためて御礼申し上げます。

おかげさまで、今は別人のように元気そのものですが、まだ若干左腕に奇
妙な触感が残っています。

しばらくはこの感覚が嫌で気になり、早く完全に治癒するように願ってい
ましたが、最近少し考えが変わってきました。

逆に少し違和感が残っているほうが、先日の惨状を忘れずにすみ、自分自
身が注意を怠らなくなって良いと思うようになりました。

お客様からの相談依頼がひっきりなしで、体調が良くなると、私は再び自
分の体の限界を省みずに仕事をしてしまう癖があり、これはなかなか完全
にコントロールできていないからです。あの時のことを忘れるとまた再び
自分の体調を忘れて働きすぎる危険があるのです。

さて他にも体調不良時に気づいたことがあります。それはいかにバリアフ
リーがありがたいかということです。

外出時、階段が大変苦痛でしたので駅では必ずエレベーターを使用しまし
た。しかしエスカレーターが無いところでは階段をカバン片手に上ぼり下
りしました。その時は本当に危なっかしい感じで心細いことこの上なく、
ある時は小さい階段で若い女性に「手伝いましょうか」と声掛けされカバ
ンを持っていただいたこともありました。
自分自身の情けなさを感じる余裕も無く、ただ目の前の階段を上らなくて
はというあせりで一杯で、助けてくれた女性には本当に感謝しました。

電車の中でもポールにつかまって立っているのが不安で不安で、身障者や
ご老人の気持ちがよく理解できました。

健常者にとっては全く不安を感じないことでも、少し体に障害を持つと普
通の生活を送ろうとするだけでも、これだけ不安を感じる場面が多いのに
驚きました。

折角得たこれらの気づきを何かに役立てたいと思う今日この頃です。


当メールレポートに対するご意見、ご要望、お叱り等お寄せいただければ、
より役立つ内容にできると思いますので、よろしくお願いいたします。

今後とも赤沼公認会計士税理士事務所『経営に役立つメールレポート』
をよろしくお願いいたします。

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■当事務所&本メールレポートのミッション

 ●『会計マインド』を活用して、中小・中堅企業を成長・発展させること

   ◆「経営計画を活用して、黒字成長にチャレンジし続ける経営!」
   ◆「資金繰り・キャッシュフローに強く安心・安定的な経営!」
   ◆「戦略を超える理念経営により皆が幸せになる経営!」    

 ※会社の成長・発展のためには黒字とキャッシュフローと理念が不可欠で   す。
  従来の財務会計の枠にとらわれず、真に会社の成長・発展のために
  問題解決型・顧客の利益優先・人間的な想い重視の支援をして参りま   す。

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