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社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』 Vol.14 

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 赤沼公認会計士税理士事務所が贈る
 社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』
    
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 発行者:赤沼公認会計士税理士事務所
     代 表
     公認会計士・税理士・財務コンサルタント
     赤沼 博彦(あかぬまひろひこ)
     http://www.akanuma-cpa.jp      
               
               Vol.14  2009年2月3日
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こんにちわ、会計士・税理士・財務コンサルタントの赤沼です。

どの記事も私自身の体験と専門知識を振り絞って書いております。

どれか一つでも経営上の「気づき」のヒントになれば幸いです。

今回はこの経済危機だからこそのトピックに絞り込みました。


…【目次】……………………………………………………………………

1. <ビジネスの妙>
  〜日本型モデルが世界に飛躍する道〜
2. <黒字経営の技>
  〜こんな危機的状況だからこその経営計画〜
3. <資金繰りの知恵>
  〜危機的状況の資金繰りで一番大切なこと〜  
後記

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 ■1■<ビジネスの妙>
  〜日本型モデルが世界に飛躍する道〜
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これからの日本は一体どこへすすむべきか?日本の企業はどのように生
き延びれば良いか?

今の経済危機はいつ終焉するか?に並んで今最もたくさん経済・産業関
連の雑誌・テレビ・書籍・セミナーで多く発せられる質問です。

TKC出版の「戦略経営者」1月号に国際ジャーナリストの歳川隆雄氏と
国際政治経済学者の浜田和幸氏の新春特別対談の記事があり、これは今
まで触れた記事の中では最も本音で語られているという印象を受けまし
た。


その中で上記の質問に対して、歳川氏は二点挙げられています。
一つは日本が特異性と優位性を持ちうる技術力。特に環境分野のアドバ
ンテージを国がその方向性を具体的に打ち出せば、大きな効果があると
いうものです。

二つ目は、中国を含む「中華圏」ターゲットです。
中国、台湾、華僑が多い東南アジアでは、アメリカよりも日本の方が既
に大きな貿易実績があります。

また浜田氏は3Kを挙げておられます。
一つめのKは、やはり「環境」です。オバマ政権でも環境問題のチームが
200人と最も手厚いのです。環境問題ではより進んでいる日本なので
すから政府がもっともっとバックアップしさえすればと思えてなりません。

二つめのKは「健康」です。世界一の長寿国であり、日本食、自然ととも
に生きるライフスタイル、温泉資源等、健康長寿大国として世界をリード
できると言います。

三つめのKは「好奇心」。言い換えると飽くなき創造力です。どんなに厳
しい環境変化でも、必ずどこかに新しい産業や技術の可能性・芽生えが
あるというものです。


そして最も大事なのは自信を持つことと結ばれています。自ら働きかけ
て環境を変えていく気概がないと、これからの時代を生きてはいけない
のです。

この気概を持って、新しい視点でエネルギッシュに環境を創っていくこ
とができれば、日本は世界が範とするモデルになれるのです。


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 ■2■<黒字経営の技>
  〜こんな危機的状況だからこその経営計画〜
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現在私は数社の経営計画の策定のお手伝いをしております。そのうちの
幾つかの会社では経営計画自体を作るという経験自体が初めてのことで
もあり、半年超の時間をかけてじっくり経営幹部が膝つき合わせて皆が
自問自答しながら、また経営計画の作成技術を学習しながら進めていま
した。

それがこのところの大幅な受注減により、まずは目の前の事態に対処し、
生産調整・雇用調整を図り資金繰りを安定化することで精一杯になりま
した。もちろんこの緊急対応策を講じるのは必須のことです。

ではこのような時の経営計画づくりはどうあるべきなのでしょうか?

まずこの数ヶ月間に起きた劇的な経済悪化の事態を冷静に受け止めた上
で、これから起こりうる事態を想定します。

想定する事態はこの先数か月と1年後、3年後、5年後位が適当ではな
いでしょうか。

ちなみに大手銀行や大手上場企業の決算が確定する4月末までは、さら
に悪い事態が起きることを覚悟すべきです。なぜならば大手銀行が4月
いっぱいまでは融資を完全凍結の方針を出しているからです。

しかし4月の各社決算発表後はひとつのヤマを乗り越えた安堵感が一瞬
沸き起こりますが、昨年よりスタートしました四半期開示制度により、
上場企業にはまたすぐ次の小さなヤマがやってきます。

オバマ大統領の政策や麻生政権の経済対策が本格的に動き出せば、また
遅くとも秋までには総選挙がありますから、年内には今の最悪の状況よ
りはある程度上向くことでしょう。

そのように考えて、約1年後の自社を取り巻く状況を考えましょう。

そして完全に金融機関の融資姿勢に余裕が出てくるであろう3年後、し
かし従来のような米国の外需依存には期待できない経済構造の中で、自
社がどういう生き残りをかけていくか、しっかりと見定めなければなり
ません。

3年後5年後に形は今とは変るものの必ず景気は良くなります。その時
に自社が取り組む商品・サービスの技術や人材資源が今のリストラによ
って失われてしまっては、言後同断です。

今を決死の覚悟のリストラで乗り切り、来る景気上昇期にしっかり存在
感を示すためにも、自社の3年後5年後を見定めることが必要なのです。

ぜひ敢えて今だからこそ、経済環境、産業構造が大変化することを前提
に3年後5年後に我が社が何で食べていくか、思いを馳せていただきた
いと思います。

このような考えで3年後5年後の中期経営計画を作る必要があります。

経営計画は作って飾っておくためのものではありません。
計画時に想定していない大きな変化が生じても、経営計画を元々作成し
ていれば、その大変化の影響の及ぶ範囲を見定めて、必要最小限の対応
をすれば良いことがわかります。

経営計画はそれを守ることが最善なのではなく、これを道具にしてその
時々で最善の結果を出すことこそがまさに最善なのです。


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 ■3■<資金繰りの知恵>
  〜危機的状況の資金繰りで一番大切なこと〜
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今の最大関心事は資金繰りをおいて他にはないでしょう。

売上の大幅減、値崩れによる赤字受注の発生、金融機関の手厳しい方向
転換、倒産こそ免れたものの、今の状態が続けばとても固定費を賄いき
れず、いずれ縮小させるか倒産かの判断が迫られることになる、このよ
うな状態が殆どの企業で起きています。

ここ数年の輸出に引っ張られた好調な受注量に合わせて、設備投資をし
て拡大しきって企業ほど、この急速な経済の収縮についていけずに難儀
しています。

さて私の周りでも、当然のことながら同様の事態が発生しています。
最も影響の大きいのが不動産業、建設業、金属加工業です。しかしIT系
や広告宣伝業、流通用機械メーカーも非常に苦しんでいます。このよう
な時でも大きな影響がないのが、飲食業です。それも客単価が高いとこ
ろではなくラーメン店のように客単価が低いところです。飲食業は、現
金商売ですから、今回の金融収縮の影響も軽い点は見過ごせません。た
だし飲食店の場合、元々儲かっているところが少ないのですから、ほん
の少しでも売り上げが落ちると、影響は甚大なのです。出店したものの
結局半年で転売せざるおえないケースはざらです。

さて不動産業界では、今以前のような外資系ファンドによる高値でも買
い集めるということは皆無になり、今はともかくキャッシュを用意でき
る一部の業者が正価の2割で買い叩き、正価の半値程度で売却して儲け
ています。例えば正価5000万円の家を1000万円で買い叩き、一
般の客に2500万円で売り、1500万円儲けるのです。
そうするとますます相場が低落しますので、地道に今まで商売をしてき
た不動産関係建設関係の会社は打撃を受けてしまいます。


さてそこで、このような時の資金繰りについて考えてみましょう。

誰にとっても初めての経験ですから、何が正解かはわかりません。
しかしこのような時に大切なのは、肝を据えて取り組むということです。
それは冷静に考えるためです。

あの振り込め詐欺に見られるように、何かの理由や状況から気が動転し
てしまうと通常であればできるはずの正常な判断ができなくなるもので
す。

さて私達でもかなりのベテラン経営者でも目前に迫る資金繰りの悩みの
前では落ち着いて物事が考えられないのは人間の性というもので、仕方
がないかと思います。

しかしここで振り込め詐欺の対策として最も有効な方法を思い出して下
さい。それは振り込む前に一度誰かの意見を聞いてみるということです。
たったそれだけで、自分でも何かおかしいなということに気づくのです。

相談する相手が素晴らしい解決策があるとは限りませんが、第三者に相
談する過程で、金融機関の対応や当社の財務状況等や経営者ご自身の考
えが整理されるものです。そして今考えられる最善の方法が自ずと見え
てくるものです。

今回は資金繰りの悩みを克服するための大前提として、先ずは腹を据え
る、腹を括って冷静になる必要性を書きました。お一人では考えが堂々
巡りになるようであれば、信頼できる方とお話しながら進めることが近
道だと書きました。


具体的な方法論は次回でお伝えしますが、今回一つだけ大事なことをお
伝えします。

それは資金に余力のあるうちに手を打って欲しいということです。ぎり
ぎりにならないと動かない人が多過ぎます。早く動き過ぎて無駄になる
こともありますが、遅過ぎて手遅れになるよりは良いことです。経営に
はそれ位のコストは必要なのです。

医者もとりあえず「精一杯やってみましょう。でも病気を治すのは患者
さんご自身ですよ。私達医者ができるのはそのお手伝いだけですよ。」
と言いますが、内心は「こんな手遅れの状態では、手の施しようがない
が、本人や家族が後で諦めがつくように、一応やるだけやってみようか」
ということでしょう。

人間の患者の場合は完治はしなくとも延命できれば良しとすることもで
きます。しかし会社の場合には、延命治療によって最後をさらに悲惨に
するだけで、経営者の再起をより難しくしてしまいます。

ともかくそのような手を打てるのは延命治療だけだという状態にはしない
こと、これが一番です。

そのためには日頃の健康管理と早期発見早期治療が最も大切なのだという
ことを声を大にしてお伝えしたいと思います。

 

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 ■後記■
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昨年の11月頃から日を追うごとに景況感が悪化し、右を見ても左を見て
も暗い話題ばかりですね。
最近はテレビで同様なニュースが流れると「またか」と少々溜息混じり
でチャンネルを変えます。

億万長者の平さんが「テレビは見なければどんどん良くなる」という意
味が最近よくわかってきました。内容の良しあしとは関係なく、テレビ
では暗いニュース、後ろ向きのお話が多すぎます。
課題・問題を掘り返すところまでは良いのですが、きちんと解決策や改
善の方針を見出ださないで、ぐるぐる議論しているだけでは、見ている
人はただストレスが貯まるというものです。

このようなマイナスの影響を受けて、良いことは何一つありません。

テレビを消して、静かに自分を信じ、落ち着いて物事を考えて見ましょ
う。

百年に一度の大不況とは、百年に一度の大チャンスだと本気で思ってい
る人もいるのです。
私たちも是非その一人になろうではありませんか。


当メールレポートに対するご意見、ご要望、お叱り等お寄せいただければ、
より役立つ内容にできると思いますので、よろしくお願いいたします。

今後とも赤沼公認会計士税理士事務所『経営に役立つメールレポート』
をよろしくお願いいたします。

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■当事務所&本メールレポートのミッション

 ●『会計マインド』を活用して、中小・中堅企業を成長・発展させること

   ◆「管理会計を活用して、黒字成長を実現する!」
   ◆「資金繰り・資金調達・キャッシュフローに強い経営!」    
   ◆「戦略を超える理念経営により皆が幸せになる経営!」

 ※会社の成長・発展のためには黒字とキャッシュフロー戦略が不可欠で   す。
  従来の財務会計の枠にとらわれず、真に会社の成長・発展のために
  問題解決型・顧客の利益優先・人間重視の支援をして参りま   す。

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