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経営に役立つメールレポートVol.16

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 赤沼公認会計士税理士事務所が贈る
 社長が元気になる!『経営に役立つメールレポート』
    
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 発行者:赤沼公認会計士税理士事務所
     代 表
     公認会計士・税理士・財務コンサルタント
     赤沼 博彦(あかぬまひろひこ)
     http://www.akanuma-cpa.jp      
               
               Vol.16  2009年 6月30日
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こんにちは。

公認会計士・税理士・財務コンサルタントの赤沼です。

どの記事も私自身の実体験から得た生の想いを綴っております。

どれか一つでも経営上の「気づき」につながれば幸いです。


…【目次】……………………………………………………………………

1. <ビジネスの妙>
  〜資金がショートしない経営〜
2. <黒字経営の技>
  〜では資金がショートしない経営をするには〜
3. <資金繰りの知恵>
  〜銀行対策は無意味!の意味〜
  
後記

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 ■1■<ビジネスの妙>
  〜資金がショートしない経営〜
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 会社経営において一番大切なことは何でしょう?

利益とかお客様満足だとか人だとか、いろいろそれらしいことが言われ
ますが、たった一つ選ぶとすれば、それは「資金ショートしないこと」
だと言えます。

「資金」だけだとまるでお金がすべてであり、現金残高がたんまりある
会社や金儲けの上手い会社が良い会社という誤解をされかねません。

実際には現金残高がたんまりある会社が良い会社というわけではありま
せん。株式上場した会社がせっかく集めた資金を事業にどのように使っ
て良いのかわからずに、多額の資金を定期預金にしてしまっていると、
何かの拍子に株価が下がった時M&Aによる買収の標的になりかねません。

また現預金残高がたんまり在っても、実はそれが銀行借入金であったり、
英会話のNOVAのようなお客様からの前受金ないし預かり金だったりする
と、いつその現預金をどんどん使ってしまっても大丈夫!と経営者に誤
解が生じないとも限りません。

また金儲けが上手い会社というのも、実はその影に低賃金で酷使される
社員や理不尽なコストダウン要求、そして錯覚を利用した宣伝広告に踊
らされたお客様等の犠牲があるとしたら、きっと一時は持て囃されても、
いずれしっぺ返しが来るのは間違いないというものです。

一方の資金がショートしない経営は、なぜ大切なのでしょうか?

ベンチャーとして日本初の格安旅行代理店を創ったH.I.Sの澤田会長が
開業当初を思い起こしていみじくも仰ったことがあります。

マンションの一階に設けた旅行代理店の店舗でしたが、本当にお客様が
少なかった!1日に一人だけなんてしょっちゅうのことでした。それが
近所のおじさんがものは試しにと購入してくれた格安チケットの旅行が
結構ちゃんとしてるという噂が少しづつ口伝いに広がり、、ぽつりぽつ
りと来店客が増えて行きました。

旅行代理店と言えば交通公社だけという時代に、格安海外旅行券を提供
するビジネスが間違っていなかったと確信がもてたのは、ちょうど3年
が経った頃のことでした。

やはりひとつのビジネスがきちんと軌道に乗るには3年はかかるもので
す。

逆に言うとともかく3年間石にかじりついてでも続けなければそのビジ
ネスがいいか悪いかはわからない。

だからこそ最低でも3年は持ちこたえられる(資金ショートしない)経
営が大切なんです。

事業が軌道に乗るということは、世の中がその価値を認めてくれたとい
うことです。

世の中が必要としているということです。

それは直接的には利益(付加価値)が得られている状態です。但しここ
がわかりにくいかもしれませんが、軌道に乗れば資金ショートしないと
いうわけではないのです。

世の中にその価値を認められて売上も利益もうなぎ昇りの会社があっさ
り資金ショートして倒産することは、黒字倒産という有名な言葉になる
位普通にある出来事なのです。

事業をやるからには、利益を出すことは当然です。しかしそれにも増し
て寝ても覚めても忘れてはならないのが資金ショートしないことだとし
つこいですが強調しておきましょう。

もっとも本当に寝ても覚めても考えるのだけは止めましょう。これで眠
れなくなる人が後を絶ちませんから。。。


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 ■2■<黒字経営の技>
  〜では資金がショートしない経営をするには〜
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 資金ショートしない経営の話を続けましょう。

さて会社の資金ショートはどんな時に起こりやすいでしょうか?

昨年後半から始まった今のような不景気の時、売上がダウンします。売
上が同じでも、実は単価が激減していたりします。

またこんな時には得意先が倒産したりして、あてにしていた売上代金が
回収できない事態が起こります。手形が飛んで、銀行に弁済しないと今
度は自分の会社が飛んでしまいます。

また大型工事のような多額の仕事で、大きな施工ミスや契約に反する行
為が発覚した場合とかもありますね。

実はどんな会社でも多かれ少なかれこのような事態は起こり得ます。

売上というものは良い時もあれば一時的に落ち込むこともあると考えた
方が得策です。

ではこれへの備えはどのようにすれば良いのでしょうか?

売上が落ち込む時に備えて、好調な時にできるだけ売上を稼いでおくと
いう方法はどうでしょうか?一見してそれもありだと思いますか?

実はこれはかなり拙い方法です。危険な罠というものです。

なぜなら今なら、もっと沢山仕入れて、その商品のための倉庫を借りて、
さらに社員も雇用して、当然短期の借入もしてということになるでしょ
う。

でもこの後突然売上高が3分の1になったらどうですか?

倉庫には在庫の山、増床した倉庫の賃料が腹立たしいですよね。社員も
簡単にリストラできません。もしそんなことをしたら、残っている社員
も戦々恐々として落ち着いて仕事などできません。雪崩を打って皆さん
が希望退職しかねません。あれ、売上も利益も落ち込んだにも関わらず
銀行返済日だけは毎月必ずやってくるのですね。

資金ショートの最大のきっかけである売上の落ち込み、得意先の貸倒等
に備えて普段からどうすべきか?

それはたった一つ「粗利(付加価値)幅を増やすこと!」

いくら強調してもし過ぎることはありません。

もう一度言います。「粗利(付加価値)幅を増やすこと!」

その理由、意味は次回お伝えしますね。

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 ■3■<資金繰りの知恵>
  〜銀行対策は無意味!の意味〜
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 先日ある勉強会にて資金繰りと銀行対策というテーマで講義をしてき
ましたが、その冒頭でいきなり私は、資金繰りと銀行対策に計算づくで
できるような妙案はありませんと申し上げました。

よく元銀行マンの書いた本で「こんな会社でも融資が受けられる!決算
書の作り方云々」と言ったものが次々に出版されています。勿論、明ら
かな嘘ではないものの、その時はOKでも別の会社が真似して大丈夫だと
は限りません。

だいいち同じ会社が同じような決算書で融資を申し込んでも3か月だけ
そのタイミングが早くても遅くても融資が下りないということは日常茶
飯事なのです。

いわゆる銀行による債権者格付けというものがあり、この格付け向上に
は、固定資産は処分して流動比率を高めた方が良いとか、増資して自己
資本比率を高めるのが効果的だという話があります。

しかし実際のところは、売上高50億円程度以下の中小企業に関しては
そのような格付け向上策をいくら頑張って実施してみても、焼け石に水
というものです。

その理由は、会計監査の入っていない会社の決算書はいくら真面目に分
析してみても、所詮は会社の都合の良いように手を加えられているのと
いうことが、銀行にとっては先刻お見通しだからです。

例えそのような決算書でも、会社の事業自体が順調で返済に不安がなけ
れば、手を加えていることに銀行も目をつぶってお金を貸すわけです。

結局何が大事かと言えば、決算書の中身でも、格付けでもありません。
それは事業の実態が順調か、今後の返済期間にあたる5年から10年間
に不安が無いかということに尽きるわけです。

さてではその事業の実態が順調なこと、今後5年後10年後に不安が無
いことをどのようにして銀行に伝えれば良いのでしょう。これが大問題
です。ただ少なくとも最近の決算書を並べても無理なことはわかるとい
うものです。
 

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 ■後記■
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前回配信したのは3月のことです。あれからまた随分経ってしまいまし
た。4月・5月は公認会計士の一年に一回の最大の繁忙期なんです。
3月決算の株式上場企業の会計監査は4月下旬から5月中旬にかけて行
われます。その終了を待ってこれから株式上場しようとしている3月決
算ベンチャー企業の会計監査を急ぎに急いで行うのです。
私は1月〜3月までは税理士の繁忙期、4月〜5月は公認会計士として
の繁忙期を迎えます。

昨年10月に一度ひどく体を悪くしてしまい、一時は仕事ができない状
態にまでなってしまいました。今度は二度と同じ轍を踏まないようにと
思い、気をつけて養生したせいか、忙しいながらも体調面精神面共に近
年稀にみる良い状態を保っています。

多くの方に助けられ、導かれてこの体調と精神面の好調さを保つことが
できるまでに至りましたので、この方法についても段々と皆様と分かち
合えればと願っています。 

当メールレポートに対するご意見、ご要望、お叱り等お寄せいただけれ
ば、より役立つ内容にできると思いますので、よろしくお願いいたしま
す。

今後とも赤沼公認会計士税理士事務所『経営に役立つメールレポート』
をよろしくお願いいたします。

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■当事務所&本メールレポートのミッション

 ●『会計マインド』を活用して、中小・中堅企業を成長・発展させること

   ◆「管理会計を活用して、黒字成長を実現する!」
   ◆「資金繰り・資金調達・キャッシュフローに強い経営!」    
   ◆「戦略を超える理念経営により皆が幸せになる経営!」

 ※会社の成長・発展のためには黒字とキャッシュフロー戦略が不可欠で
  す。しかしそれ以上に大切なのが事業理念と職場風土です。
  私たちは従来の財務会計の枠にとらわれず、真に会社の成長・発展の
  ために良いことはバランスよく積極的に取り入れ、関係者皆の幸せに
  貢献したいと考えます。
  このため問題解決型・信頼重視・人間重視の支援をして参ります。

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