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事務所通信Vol.2(2010年3月)

◆目次

■ひと目でわかるビジネスネタ

    ・やっぱり無視できない団塊パワー

■今月の気づき

  ・求めよ、さらば与えられん。

   セミナーは知恵の宝庫というお話

■今月の一押しネタ・耳寄り情報

■編集後記

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■ひと目でわかるビジネスネタ

    ・やっぱり無視できない団塊パワー

団塊の世代(194749年生まれ)が2007年から徐々に定年退職を迎えてきました。高度経済成長を担ってきたこの世代、世代別ではやはり最大派閥です。昔も今もこの世代がその時代・世相に与える影響は大きいものです。金持ち・時間持ち・知恵持ちの「3M」が特色。団塊パワーを生かすか殺すか、味方にするか敵に回すかでビジネスも大きく変わるというものです。

(出典:日経ビジネス2009.12.7発行)

■今月の気づき

  ・求めよ、さらば与えられん。

   セミナーは知恵の宝庫というお話

◆年末から年初にかけて

 人生が変わりかねないセミナーが目白押し        

 皆さんはセミナーや異業種勉強会に普段参加されていらっしゃいますか?

私は常々時間の許す限り、自分を磨くことができそうなセミナーすなわち自分より素晴らしいものを持った各界の諸先輩や優れた人物のお話を伺いに参ります。

 今回は特に昨年末から今年初めにかけて私が参加して大変に良かったと感じられたセミナーのお話をさせていただきます。

普段のビジネス上で知り合う方のお話も大変ためになりますが、たまには従来ご縁の無かった世界の方の生の声をお聞きするのも、本当に目からウロコが落ちるような経験をすることがあります。今までどうしても越えられなかった壁をそれで簡単に越えることができるということもありますよ。

◆百戦錬磨の社長が語る経営の要諦            

まず昨年参加させていただいたのが、ベストセラー「社長のノート」の著者にして潟jコンエシロール前社長 長谷川和廣先生のセミナーでした。私自身、以前に事業再生コンサルティングで数々の赤字中堅企業の黒字化に挑戦した経験もあり、特に経営者としてこれを成し遂げてきた長谷川先生のお話から何か実際に今の顧客に役立つお話が聞ければ良いと思って参加したわけです。

結果として期待以上の大満足でした。お話の内容はよくこの手のコンサルタントにありがちな技術的専門的なお話などではなく、危機的状態に陥った組織の中の危機感の無い経営者・幹部・社員をどうしたら戦えるようにするかという生々しくも実に人間心理に根ざした実際的な内容だったのです。

実は急速に業績が悪化している私の顧問先の窮状を想い、正直ワラをもつかむ気持ちでいましたが、長谷川先生のお話を聞いて経営危機に陥った時、最も大切なのはともかく腹を括って「生き残る」ということに取り組むということを確認できたことで、私自身が一つ腹を括ることができたことが最大の成果でした。

◆「日本でいちばん大切にしたい会社」は

         超優良企業だということ

やはり昨年末、これまた大ベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者、法政大学大学院教授 坂本光司先生のお話を拝聴することができました。教授のお話をお聞きするのは二度目ですが、いつも2時間程度の講演時間があっと言う間に終わります。その間教授はアクセル全開でエネルギッシュにお話しされ、教授の「こんなすごい会社、こんな頑張ってる会社があるんだ」ということを伝えたい想いが強く強く伝わって参ります。

教授が著書やセミナーで紹介してくださる会社は共通して、経営者が真剣に社員の幸せを願っています。そして社員が皆j誇りを持って、笑顔で最高の仕事をしています。もちろんお客様も最高の満足を通り越して最高の感動を味わっています。結果として財務内容もすこぶる健全でや業績も力強い会社です。代表的なのが48年間増収増益の伊那食品工業鰍ナす。

しかし私も数多くの企業の財務内容を見させていただいた経験から言うと、見かけと中身が違うことは多々あるということを思い知らされてきました。ですから全部が全部本当に良い経営と言えるのかという疑問がありました。それが坂本教授が研究対象としている企業には、明確な数値基準があり、例えば過去10年間に経常利益額がずっと右上がりで、経常利益率は5%以下になることがないということなどがあるということを知りました。教授はいみじくもこう仰いました。「業績のいい会社が全部社員のモチベーションが高いわけではない。しかし社員のモチベーションが高い会社は例外なく業績がいい。」

やはり日本でいちばん大切にしたい会社はみな超優良会社だったということに、何か不思議な満足感を感じたのは会場で私だけではなかったと思います。これは金が金を生む欧米型資本主義に対して、やはり人が大切なんだという昔ながらの日本式経営に自信を得たからなのでしょう。

◆会社とは人の集まりなり!見事に喝破!

 今年の一月にはアチーブメント鰍フ青木仁志社長のお話をお聞きしました。テーマは「目標達成組織のつくり方」です。青木社長はTBSブリタニカ百科事典のフルコミッションセールスで大成功し、後に世界のトップセールスマンを何人も育て上げたり、人材開発企業の業績を数年で倍にするなどセールスの世界のカリスマです。しかし今の青木社長の素晴らしさは、人材採用と育成に力を入れて、「23年間無借金経営」「学生の人気企業ランキング25位」「総受講者数24万人超の人材研修を継続中」を実現していることです。実は私も一昨年に何か閉塞状況を感じていた折、ご縁があって青木社長の研修を半年に渡り受講しておりましたから、社長の主張はよくよくわかっているつもりです。しかし人間というもの、わかっていても、ましてやわかっているつもりでは実行が伴わない、また実行が続かないということをよく青木社長はご存知です。だから青木社長の言葉を今回のように聞く機会を作ることで、いつの間にか意識から遠ざかったいた大切なことを思い出すことができます。

曰く「成功する人は、成功するための勉強を止めてひたすら外に出て行動する人です。」また「会社とは結局人です。人の集まりです。だからその社員が成長しなければ会社が成長するわけがないのです。だから私はとにかく社員が成長してくれるように、働きかけるんです。でも社員・人間というもの、どんなに優秀な人でもこちらの思うようにいくものではありません。成長には時間が要るのです。その人が成長してくれるまで待つ覚悟、そして一生つきあう覚悟が必要です。これって親が子供を思う気持ちと同じですよね。」まさに至言ですね。

◆日本人として生きていることの意味と感謝

先月、稲垣節子先生の「21世紀のリーダーが知っておくべき日本の文化と歴史」セミナーを拝聴致しました。稲垣先生は普段は「人間力向上」「コミュニケーションスキル」「ビジネスマナー」等をテーマに研修なさっていますが、単に形式的マナーではなく、深い人間的成長を目指した活動だということがよくわかりました。今回のお話では、先生のお話をお聞きしているその2時間は決して大げさではなく、まさに至高・至福の時間、上質の時間を過ごすことができたという喜びでいっぱいになりました。

先生は最初に二つの命題として「私たちは何のために生きるのか?」「なぜ日本人に生まれてきたのだろうか?」を挙げられました。

その後先生のお話は一気に氷河期まで遡り、日本の置かれた島国という地理的要因と豊かな自然環境が大きく作用して、その後の日本の民族がたどる歴史の中で、この世界広しと言えども類稀な日本文化と美意識が形成されたというお話をされました。

大陸の国々や民族では、敵を征服し相手の文化を破壊する歴史の繰り返しでした。しかし日本では紀元前660年前から2700年もの間、天皇を中心として一つの国が途切れることなく続いています。ですから他国ではありえないほど熟成された文化・美意識がかたち作られたと言います。また日本語も言語学的研究の結果、約1万年前の縄文時代にはほぼ完成していた古い言語なのだそうです。すなわち日本語は神々の時代の言葉に最も近いということもあり、パワーのある言葉だと言います。だからこそ私たちは口にする言葉に注意をして正しい使い方を心がけなければならないと聞き、大変身が引き締まる思いがしました。

さらに日本人のもつ美意識というものを再確認できました。戦時中行き過ぎたところはあったものの、国のためお家のため等すなわち公(おおやけ)のために私(わたくし)を犠牲にすることを尊いとなす美意識、損得勘定よりも潔さ・義理・誇りを重んじる価値観は、諸外国には無い崇高なものがあります。

資本主義・合理主義・物質的豊かさ偏重という今までの時代の中心に会計士として関わってきた私など、常々妙な違和感がありましたが、すべて氷解しました。これからの世界に最もなくてはならないものを日本の文化・美意識が持っており、これを自信を持って他国の人々に伝えていかなければならないということが、はっきりわかりました。本当に感謝です。

■今月の一押しネタ・耳寄り情報

■赤沼所長の一押しネタ 

・書籍紹介

 

マイクレド

著者:浜口隆則 村尾隆介

出版社:かんき出版

価格:1,400円+

なぜあの人はいつもブレないのか?その秘密は財布に入っていた1枚のカードにありました。このカード(マイクレド)をつくれば、悩む時間が少なくなります。今の時代、自由で選択枝が多いから悩みが増えるのですが、できる人・ブレない人は敢えて自分のルールを作ることで自由と選択枝を抑制(コントロール)しています。読み進める毎に共感し、私も早速マイクレドを作りました。その一番目には「当り前のことを徹底的にやる」とあります。きちんとできているか日々反省です。

・一押し映画DVD情報

DVD「ハゲタカ映画版」 収録時間134分

販売元:東宝 定価(税込)5,00

昨年封切された映画版の「ハゲタカ」。数年前NHK土曜ドラマで放映されて大変な反響を呼んだ話題作の続編です。主人公の天才ファンドマネージャー鷲津政彦が、無尽蔵の金にものを言わせる中国政府系ファンドと日本を代表するアカマツ自動車買収を巡り冷徹なまでの智恵と内に秘めた情熱をもって戦います。金融とものづくりとの関係を再考するうえでも面白い作品です。

■スタッフ日高の一押しネタ 

・書籍紹介

200年企業

著者:日本経済新聞社(編)

出版社:日本経済新聞社出版社

価格:695+

 

日本には創業200年を超える企業が3000社以上もあるとは知りませんでした。世界的に見て社歴の長い企業の多さでは日本が一番多いそうです。興味深いことだと思います。本で紹介されている企業は、食品会社、建設会社等と多業種に渡っています。その中には本業の伝統を受け継いで成長発展を遂げていく企業もあり、一方新たな企業へと生まれ変わって成長発展する企業もあります。

 改めて日本ブランドの強さを再認識させてくれると思います。


・耳よりセミナー情報

「混迷の時代に燦然と輝く企業の大法則!」

〜“真のやさしさ”とは、強さであり覚悟である!〜

日時:2010年3月11日(木)13501650

主催:アタックスグループ、あさ出版

参加費:一般 8,000

解説:今回の「今月の気づき」で取り上げました「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者の坂本先生の講演会です。最近vol.2が出版され、その記念講演ということです。本に書かれていた内容だけでなく、裏話が聞けるのではないでしょうか。

■編集後記

前月当事務所通信を創刊させていただきましたが、予想以上に反響があり、とても喜んでおります。会計事務所の事務所通信と言いますと、出来あいのものは専門的な内容に片寄っていて、私たちが読むのには良くても、予備知識の無いお客様や一般の方には、不親切だなと感じてました。そこで全部手づくり、普段お話する感じで作ってみましたが、いかがでしたでしょうか?ではまた来月お会いしましょう。

(赤沼談)

初めまして。スタッフの日高と申します。今後、よりお客様の為になるようなコンテンツを掲載していきますので、よろしくお願いします。当事務所をより身近に感じてもらおうと、Twitter(ツイッター)を始めました。(アカウント:akanumaoffice

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(日高談) 

 

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