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事務所通信Vol.3(2010年4月)

◆目次

■ひと目でわかるビジネスネタ

    ・たった1年で10倍に!ツィッター恐るべし!

■今月の気づき

  ・本だけではわからないことがいっぱい、勉強・セミナーは参加したもの勝ち!

  長谷川塾に参加!

■今月の一押しネタ・耳寄り情報

■編集後記

付録

■経営に役立つ会計

   資金繰りが楽な会社の特徴その1

■経営者のための税務

   役員退職給与の適正額とは

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■ひと目でわかるビジネスネタ

たった1年で10倍に!

ツィッター恐るべし!

2010年元日、鳩山由紀夫首相がツィッタ−を使い始めました。昨年、勝間和代さん、広瀬香美さん、三木谷・楽天会長兼社長、孫正義・ソフトバンク社長らがツィッターで発言し始めました。そもそもオバマ大統領陣営が選挙戦でツィッターを効果的に使ったことで知られるようになりました。

 日本だけでも昨年中にユーザーが500万人を超え、たった1年で10倍に増えたようです。HPでもブログでもEメールでもない。掲示板やSNSでもない。新しいネットツールです。

製作者は現段階で具体的なビジネスモデルを想定しておらず、まずは利用者を増やすことを考えてるそうです。利用者が増えれば後はなんとでもできるとでも言うように。利用者サイドもこのツィッターをビジネスにどのように活用できるか未知数だと、皆さん口を揃えて言います。しかしユーザーが増えるには何か理由があるはずです。私も今年になって知人に勧められて始めました。確かにこのゆるーい関係性、微妙なバランス感からくる魅力は、使ってみないとわかりにくいでしょう。ともかく論より証拠というものです。この動向からは決して目が離せません。

(出典:週刊ダイヤモンド2010.1.23発行)

■ 今月の気づき

本だけではわからないことがいっぱい、勉強会・セミナーは参加した者勝ち!

長谷川塾に参加!

◆巷(ちまた)で開催されている勉強会・セミナーは知恵の宝庫!        

 前号では、セミナーに参加すると、思ってもみなかった意外な気づきや期待をはるかに超えた発見が得られるということを書きました。

 今月はつい先日の勉強会で新たに得た気づきをご紹介しようと思います。

何しろ、こんな素晴らしい気づきを自分一人だけで大事にしまっておいて一人ほくそ笑んでいても何も面白くはありません。一人でも多くの方に「あっ、そうだったのか。」という発見の楽しみを味わっていただきたいですからね。

 

◆2000社の赤字会社を黒字にできた秘密とは?            

前号でもご紹介しましたベストセラー「社長のノート」の著者にして潟jコンエシロール前社長 長谷川和廣先生の長谷川塾に参加させていただきました。長谷川先生と少人数の参加者で議論も交えながら、先生が培ったその方法論を直々に教わる勉強会です。

私自身が以前に事業再生コンサルタントの立場で数々の赤字企業の黒字化に挑戦した経験から、経営計画を作ってはみたものの、なかなか思い通りに達成できないものだということが肌身にしみているものですから、実際に経営者としてこれを成し遂げてこられた長谷川先生から良い結果を出す秘訣を吸収しようと思って参加したわけです。

まず参加して良かったことが、二点あります。第一に各参加者の皆さんが何としてもこの勉強会で何かをつかんで今の自分の経営に役立てようという意気込みが大変凄いことです。構造不況業種に所属する業種の社長様は現状を打開するために、少しでも他の参加者から良い刺激を受けたいと、仰います。またいずれ会社を継ぐ予定の方も、いかに自社の成長を図るか大変真剣に悩んでいらっしゃいます。大手企業の経営企画部、人材開発部等、経営中枢に関わるところで活躍されている幹部候補生の方もいらっしゃいます。

ですから先生に向けられる質問も真剣そのものです。実際に参加者自身が明日会社に戻って実行しなければならないことを意識して、あいまいな点を残してなるものかという意気込みが伝わってきます。

良かったことの二つ目、そういった稀に見るほど参加者が真剣なこともあり、長谷川先生のご講義にも熱が入ることおびただしく、今後ここまでのお話はもう二度と聞けないのではないかと思わせる迫力でお話をしてくださいました。

おかげ様で、2000社の赤字会社を黒字にできた秘密が少しづつ紐解けてきたというわけです。

 

◆直接うかがうお話では、本に書かれていない秘訣を聞けるのが一番の役得!

そうなんです。せっかくだから本に書かれてないことを伝えたいという先生のお人柄が偲ばれるご配慮もあって、直接本の中では触れられてないお話も沢山教えていただけました。

例えば、通常3ヵ月サイトの売掛金等を1ヵ月で回収させてしまう。そのコツ。何かと思いきや、徹底的にお願いし、頼んで頼んで頼みまくる。通常そこまで必死にはやってないものですが、いざやってみると意外に効果があることも少なくありません。また単に平身低頭お願いするのではなく、相手に「なかなかやるな。コイツとつきあっているといつか儲けさせてくれそうだ。」と期待させる工夫だとか。冷徹なまでの論理的思考と非常に人間的で生臭い面・暖かい人間味とを巧みに操れる力が要るということを目の当たりにできました。

こういった数々の具体的体験から一般化した法則を抽出することで「社長ノート」が出来上がっているんですね。百聞は一見に如かず。一人の人間の体験など限りがあります。やはりこのような勉強会は優れた他人の貴重な体験を間接経験させてもらう素晴らしい場として活用するといいと思いました。


◆ 変革リーダーの教科書。それは常に修羅場の連続から生まれた智慧の結晶。

実は私の事務所ではスタッフ研修の意味もあり、この書籍「社長のノート」を使って、読み合わせとディスカッションするということを数ヶ月間続けて来ました。そこで段々とわかってきたのが、一つ一つの言葉は大変シンプルでわかりやすいのですが、実は大変奥深く要求水準が非常にハイレベルだということです。

一つ一つが経営者もしくは組織のリーダーの育成を想定しており、なおかつ変革する挑戦者でありしっかり実績を作るハイパフォーマーであるためのエッセンスなのです。

曰く『●伸びる人は、変化させることができる人。

●人の上に立ったら、知識の理論武装をし、しかも   

 強い言葉で相手にグウの音も言わせない知的腕力  

 を使いなさい。

●プロとアマの差は、とことん限界まで挑戦した経

 験があるかどうかで決まる。

●不運は天の思し召し!そんな割り切りが新たな

 チャンスを呼ぶ。

●仕事ができる人とできない人の差は、実はスター

 トダッシュの差に過ぎない。』

いくら優秀とは言え、修羅場経験のまだまだ浅いスタッフの立場では、表層的知識の一つとしてしか受け取って貰えないということを感じて、それも無理からぬことと思うと同時に残念な思いがしていました。図らずも修羅場を何度もくぐることになり、限界に挑戦してある時は炎上して、こてんぱんに打ちのめされたりしながらここまで来た私などには、当時の自分が気づかなかった自分に足りなかった部分、自分の弱点や、結果を出すにあたり最も大切なポイントを発見したりして、もっと早くこの本に出会いたかったと思うことばかりでした。今回幸いなことに直接先生のお話をうかがうことができ、やはり自分の印象どおり、長谷川先生ご自身の変革リーダーとしてのレベルの高さに触れ、だからこそこの「社長のノート」があるのだと合点が行きました。長谷川先生が大変な修羅場の連続をく繰り抜けてこられた裏で、ご自分で気づいて書き留めた数々の秘訣を明らかにしている大変価値あるものだと思うのです。

 

◆会社と個人が10年間生き残るために!

長谷川先生は、今の時代で会社と個人が生き残っていくために、どうならなければならないかと終始熱く訴えてくれています。

その答えは『しっかりとした考え方ができるようになること』に尽きます。

会社であれば、経営者自身はもちろんのこと、幹部社員がしっかりとした考え方ができるようになることです。また一個人であればどんな職業であれ、しっかりとした考え方ができるようになることが必要です。

会社や個人を取り巻く環境は刻々と移り変わっていきます。そんな環境を踏まえて、しっかりと自分の頭で考えて最善の選択をしていかなければなりません。

実はこのしっかりした考え方というものには「公式」めいたものがあります。これこそ論理的思考法のカギとも言えます。それが次の@〜Dです。

@仮説を立てる(△△だから○○になったのだろ

 う。ならばきっと□□すれば××なる筈だ。)。

A情報収集する(何が起きているか?)。

B情報を分析する(どういう意味か?)。

C分析結果で行動の取り方の基準を決める。

D優先順位を決める。

これらを強く明確に意識してことにあたることです。そしてこれに習熟すれば一瞬でこのような思考ができる頭脳回路も作れるのです。先生がヨーロッパ出張中の話です。夜中3時に、日本の取引先の問屋が倒産したという報が入りました。同行した幹部をたたき起して対応を協議し、ものの30分で対応策を決め、翌朝全権委任した幹部数名を急遽帰国させて、緊急対応にあたらせて損失を最小限に抑えることに成功したそうです。すなわち30分で上記の公式@〜Dの思考を実行した例です。

さてこのような幾多の難しい事態にあたって長谷川先生自らを救ってきたこの「公式」を細かく噛み砕いてわかりやすくまとめたものこそ書籍「社長のノート」だったというわけです。今先生が訴える最大のテーマ「会社も個人もこれからの10年を生き残ること」は、2008年のリーマンショックで、先行きに不安を感じる個人と組織の期待に大きくマッチするものになったから、これだけの大ベストセラーになったのでしょうね。           (文責:赤沼)

■今月の一押しネタ・耳寄り情報

 

■赤沼所長の一押しネタ 

・書籍紹介

プロフェッショナルの言葉

著者:NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」制作班

出版社:幻冬舎

価格:1,200+

NHKの人気番組に登場した各界のプロフェッショナルたちの一言を集めた本。彼らが語る言葉一言一言に宿る力が、ページをめくる度に飛び込んで来ます。みな今現在現場で毎日格闘している方の言葉です。ある時は「あきらめさえしなければいつか道は開ける」と励まされ、またある時は「その程度で満足していていいのか」と厳しく戒められます。ちなみに私が最もぐっと来たのは、「患者の命は、一分の一」(心臓内科医)でした。そう言えば最初の扉にこうありました。「行き詰ったときに思い出したい言葉がある。」何かいつも身近に置いておきたくなる一冊です。

・耳よりセミナー情報

『2000社の赤字企業を黒字にした社長のノート2』出版記念長谷川和廣氏講演会 歯車になるなモーターになれ

日時:2010年4月8日()18452050

主催:かんき出版   参加費:5,000円(税込)

会場:東京銀座フェニックスプラザ

今号で紹介した長谷川先生の最新著書出版記念です。講演後の懇親会で、先生とお近づきになるも良し、意識の高い同志と巡り合うも良し。

お申込み方法:かんき出版のWEBからどうぞ。

■スタッフ日高の一押しネタ 

・書籍紹介

アイデアは考えるな。

著者:株式会社カヤック代表取締役 柳澤大輔

出版社:日経BP

価格:1,300+

給料はサイコロを振って決めるといった社内制度があったらどう思いますか。今回紹介するのは、そのような社内制度を実践している会社の代表が書いた本です。 

 この本では悩むならとりあえず乗っかるという気持ちの大切さを説いてます。どうしても良いアイデアを最初から出そうと考えてしまいがちですが、まずは質より量。その中で良いと思ったらすぐ実行する。いたってシンプルですが、私も自分の行動を振り返るとなかなか実行できてないというのが正直なところです。今月は「質より量」を意識して行動してみます。


・耳よりセミナー情報

「経営者の条件」勝ち残る企業のための“経営者品質の高め方”国際ビジネスブレイン代表取締役 新将命氏

日時:2010年4月23日(金)19:002100

主催:株式会社経営者JP

参加費:5,000円(税込)

解説:伝説の外資トップとして知られ、最近では「経営の教科書」を書かれ積極的に活動されている新将命氏のトークライブです。経営者時代の実話、そこまでに到る秘話、これからの経営者に求められる条件をお話いただけるようです。貴重なお話が聞けるのではないでしょうか。      URL:http://www.keieisha.jp/

■編集後記

 確定申告が例年どおり無事済みました。新しく事業を始める方、止めてお勤めされる方、会社を作る方等様々です。多くの方の人生に関わっているんだということをしみじみ思います。またこの時期には、例年多くの皆さんの税金への意識が高まります。そのせいか飛び込みの税務相談が増えますが、我が身は一つ。いっそ個人も申告時期を選べたらいいのにと思う税理士は私だけでしょうか。(赤沼談)

 赤沼代表アカウントのTwitter(ツイッター)のフォロワー数が70人に迫っています。新たな情報発信のツールとしてまだまだ未開拓な使い方が眠っているかと思います。今後は、WEB、Twitterの情報ツールをより有効活用し、皆様のためになる情報を発信できるよう頑張っていきたいと思います。事務所通信のバックナンバーを当事務所サイトに掲載しましたので良かったらご覧ください。

(日高談)