お気軽にご相談ください。
10.jpg

事務所通信Vol.6 part2(2010年7月)


■今月のいい話


宮崎駿監督の言う

エンターテイメントの真髄とは


これは「崖の上のポニョ」や「千と千尋の神隠し」の宮崎駿(みやざき はやお)監督の言葉です。「エンターテイメントっていうのは、間口が広いことですよ。敷居が低 くて、入ろうと思えば、誰でも入れるんですよ。」

続けて特にチャップリンの映画を好きな理由としてこう言っています。「な んか間口が広いんだけど、入っていくうちにいつの間にか階段を登っちゃうんですよね。なんか清められた気持ちになったりね。厳粛な気持ちになったりね。」

確かにチャップリンの傑作映画「独裁者」「黄金狂時代」、得意の無条件に 笑いを誘うコミカルさは見事と言うしかありませんが、終わってみれば、じーんと何かが胸に残るところは宮崎監督の言う通りです。

 このような「間口を広く出口は高く」は映画等のエンターテイメントの世 界だけでなく、私たちのビジネスやコミュニケーションにも必要な心掛けだと言えます。

いわゆる成功している広告宣伝にはかなりこの考え方が見られるように感じ ます。最初は「何だか面白そう」ですが、最後は「へーそうなのかー」というやつですね。

人に何かを伝える際も、最初はとにかく「何か役にたちそう」とか「何か気 になる」と感じていただいて、聞きたいという気持ちにさせることが大事ですよね。

さすが宮崎駿監督、「間口は広く、出口は高く」は覚えておく価値が高い言 葉だと思います。

(文責:赤沼)

 

衛星「はやぶさ」

幾多の難問を乗り越えて

衛星はやぶさが大気圏突入で大きな火花になった地球への帰還ライブ中継に 釘づけになった方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。はやぶさは小惑星「イトカワ」と呼ばれる太陽系の初期のころの物質が残っている惑星からその物 質をサンプルすべく何と7年前に旅立ちました。そして本当に7年の軌跡をたどり再び地球へ帰還するという難事業を経て無事地球に戻ってきたのです。

幾多の話題を提供した中でも感動的だった話題が日本人技術者のトラブル対 応力。予想がつかない宇宙に放り出され、数億キロ離れた惑星の砂を取って地球に持って帰る。子供の初めてのおつかいの宇宙版みたいなもので、ミッションは 単純だけどもその過程で何が起こるかは想像がつきません。7年の歳月の間、覚悟していたとは言え実に多くのトラブルが起こりました。機械故障は当たり前、ようやく惑星に辿り着いたかと 思うと予想に反して着陸可能な場所が見つけられず、なんとか着陸できたかと思えば数ヵ月間地球への通信が不能の状態になり行方不明。通信機能が回復し、い ざ地球へ戻ろうという段階になって本体の制御がきかず地球に向けて発進できないなど想像を超えたトラブルが起きました。

しかし日本の技術者は事前に考えうる限りの対応策を徹底的に立て、トラブ ルを最小限に抑えたばかりでなく、対応すら出来ないと思われたトラブルでさえ与えられた環境で何かできないかと必死に考えトライしてみました。まさに日本 のエンジニア魂ここに極まれり!です。(文責:日高)