横浜駅前の赤沼税理士会計事務所  
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赤沼公認会計士税理士事務所のサービス実例

赤沼公認会計士税理士事務所が過去に実際に携わったサービスの事例です。

ここにご紹介したようなことばかりしているわけではありませんが、時折りこのような力量がが問われるご依頼もいただき、これに全力であたることで事務所の業務水準を高めるように努力しております。これらの事例で培ったノウハウを多くの会社様にご提供したいと考えております。



税理士業務対応の実例

【金属部品通販業の関係会社を利用した節税対策事例】

 売上高約10億円のI社は、パソコン用金属部品を1個からでも小分けして通信販売する会社です。毎年毎年売上を1割づつ増やして遂に10億円の大台に乗りました。利益も1億円を超す勢いです。そこで私どもがご提案し実施した節税策が関係会社の設立です。I社はカタログによる通信販売を営業手法としていましたから、毎年作成するカタログの企画製造、そして見込み客からの請求があった時に発送する業務を請け負う子会社を設立し、ここに業務委託発注する作戦を取りました。

委託業務のうち、特にカタログの企画デザインというところは世間相場があるものの妥当な値段を決めるのは難しいいため、会社グループとして最も税金が有利な値決めを行ったことは言うまでもありません。最も節税だけが目的では税務調査の際に指摘されますから、I社グループ発展に貢献するように注意しながら慎重に実施しました。

 また新会社はI社と離れた社長の自宅近くに設けて、社長のご家族に従事していただき、ご家族に給与を支払うことで自由に使える資金を確保することにも役立てることができました。

 

 



コンサルティングの実例

金属精密加工業の戦略的中期経営計画・短期利益計画導入】
売上高5億円の金属精密加工業D社では、過去の設備投資による借入負担が重く、資金繰りに常に神経を遣う状態でした。また金融機関対策に関心ある社長と専ら税務署対策に関心ある顧問税理士との間で十分な意思疎通が行われず、毎年出来上がる決算書は内容が実態とは非常にかけ離れたものとなっていました。またD社は経営計画といったものを一切作成したことがなく、行き当たりばったりの経営でした。
そこで先ず最初に決算財務の実態を確認して、その実態を元にして年度利益計画を作成しました。これにより季節による変動が明確になり、年内の資金繰りの目処がはっきり見えてきました。また刃物類の管理による大幅なコストダウンが実現しました。
次に工場長・営業部長等幹部を交えて戦略的中期経営計画の策定を半年がかりで実施しました。途中自社の思わぬ強みを発見したり、3年後の主軸になる事業分野が勢ぞろいし実現可能な夢も見つけました。また社長自身にはあらためて自社の経営理念を明確にして貰い、自社の社会的な存在意義を自覚され、従業員との関係も非常に風通しが良い雰囲気になりました。
戦略的中期経営計画は、その計画を作ること自体も大きな効果があるのですが、計画を作る過程で参加した社長・幹部が多数の気づきを得て、経営者として大きく成長する効果が大きいことは着目すべきだと思いました。

不動産建売業の資金繰り改善・銀行対応支援】 
 売上高50億円のA社の相談内容は、約半年後の資金ショート対策でした。
 まず財務数値の全体像で不明点が多かったので、経理担当者に財務数値の整理を依頼しました。これにより過去の決算書が経理操作で歪められており、黒字だと思っていた決算が大赤字であることがわかりました。
 次に大赤字の原因を社長・役員・仕入開発や営業幹部との話し合いの中から一緒に探っていきました。そこで出た赤字原因は、物件単位の採算管理の不在、大型区画物件の売れ残りの増加、営業マンのモラル・モチベーション低下、銀行対策のために行われた経理操作、経理マンの力不足などなど。特に現在の窮状のキッカケは稚拙な株式上場計画の存在でした。
 会社が資金破綻してしまっては株式上場どころではないので、私たちは社長・経理責任者と相談して先ずは財務リストラ、得意なビジネスモデルの再確認、採算管理の徹底により黒字改善を図りました。その上でその改善内容を計画書にまとめ上げて銀行から継続的な支援の約束を取り付けるのに成功しました。 
 

【鉄骨メーカーの事業再生支援】
 売上高100億円の鉄骨メーカーB社が数ヵ月後に迫る業績予想の悪化により、銀行との関係悪化を懸念して相談にいらっしゃいました。
 最初に半月程度で簡略な財務中心の調査を実施して、現状の実態把握に努めました。まずどの程度の緊迫度・リスクを把握する必要がありました。その結果は恐ろしいもので、正しく算定した粗利が赤字になっており、回復の見込みのないまま半年後に債務超過に陥ることを示していました。残念ながらこの惨状に社内で気づいている人は誰もいませんでした。
 ここで初めてコンサルティング契約を正式に結び、次に約1ヶ月間で役員・幹部・管理職者にインタビューするとともに、徹底的な財務調査とマーケット分析を実施しました。これにより赤字原因の特定と同時に具体的な改善施策が策定できました。
 厳しい情報統制を敷いた上で、全社員に窮状と再建計画を発表し全社一丸の再建計画の開始です。部署ごとに詳細な行動計画・行動目標・改善数値目標を作成させました。
 一方社長役員と私たちは事業再建計画書を手に銀行説明と支援要請をし一定の理解得ることができました。後は毎月毎月計画どおりの進捗を期すために前月実績の評価検討と翌月の行動計画の検討を愚直に継続しながら、実績の出た部署・人員を評価し、社内の体質強化と人材育成を同時に実施していきました。
なおA社は監査法人の商法監査を受けていましたので、決算時に監査法人対応の相談も受けました。例えば会計処理方法について、予想される工事損失引当金の計上を要求されましたが、もし計上すれば一挙に債務超過に陥ります。そのために引当計上を免れる会計処理方法を適正な会計ルールの範囲内で発見適用する指導などもありました。


【食品メーカーの資金繰り改善・銀行対応支援】
 売上高200億円の食品メーカーC社では、前期より過剰債務のリスケジュールを開始していましたが、今期の業績悪化が予想以上であったために、強制回収・倒産の危険が目前にありました。
 そこで今回の再リスケジュール提案を持ち込むにあたり、私たちは先ず悪化した業績の改善目途をつける必要がありました。
 購買部門、製造部門、流通部門、開発部門、営業部門すべてにメスを入れました。各部門に改善プロジェクトを立ち上げるとともに、全社的な改革プロジェクトも開始して、会社始まって以来の大改革キャンペーンの実施です。
 前年のリスケジュール交渉時に財務リストラ・人員リストラが実施されており、私たちの見立てではその副作用が大きく感じられました。つまり優秀な人員の離反退職、得意先へのマイナス情報による不利な営業、開発体制の弱体化による対応の遅れ。
 しかし私たちが時間をかけて徹底的に調べた結果、最も危惧したのは、長年の殿様商売にあぐらをかいた社内カルチャーでした。
 私たちは今回の案件の依頼主である株主によって派遣された新社長のサポートという役割を担っていましたが、やる気満々の新社長と対照的に新しいものにチャレンジしようという気概に欠けた既存社員をどうやって目覚めさせるかが最大の課題でした。
  既に優秀な幹部社員がいない状態でしたので、優秀な若手・準幹部メンバーを各部署の改善プロジェクトのメンバーに抜擢し彼らの能力を引き出すのに全力を上げました。
 また資金繰りが非常に厳しい状況でしたので、月々の資金繰り表を経理担当者が作成したものを私たちが精査して必要な修正を加えたり支払いの一部遅延を画策したりして毎月を乗り越えておりました。
ただし商売の季節性から大幅な資金不足になるタイミングを数ヶ月前に予測して株主にその旨を報告し資金調達準備の支援もしました。
 大変な苦労をしましたが、従来とは異なる抜本的な改善再生計画とその実施状況をまとめて、各金融機関毎の再リスケジュール案を手に各金融機関を回って説明と支援依頼をして了解をかち得ることができました。 


【土木設計業の資金繰り・銀行対応支援】
 土木設計業を営むD社は、顧問の会計士に「もう会社を清算するしかないでしょ」と宣告されて、その言葉に我慢がならずに相談に見えられました。
私たちが拝見したD社の財務状況は、売上数億円に対して数千万円の売上総損失、億単位の営業損失、実態は億単位の債務超過でした。正直言って前の顧問の会計士の見方は、極々良識的な判断だと思いました。
 しかし一方で話を聞けば大幅な業績悪化・財務の悪化はここ2年間だけに限ったことであり、その原因は一部役員の造反、職員の離反、それらに起因して社内と工事の混乱、心労がたたって社長の入院などが重なったためだとのことでした。
 幸いご子息の専務が社長に替わって先頭に立って経営の指揮を執っておられ、赤字原因となった異常な混乱も終息しつつあり、正常化さえすれば本来の黒字体制に回復できる見通しだということを聞きましたので、私も可能性にかけてみる価値はあるし会社経営者のご本人がそう仰るならばできるだけ支援をしてみることにしました。
 金融機関への返済を停止するためにリスケジュール依頼のための資料制作を指導しました。
 その経営改善計画では、当期が売上総損益の黒字化、来期は営業黒字とフリーキャッシュフローの確保、再来期は当期利益の黒字化達成、債務超過解消までは約6年という目途がつきました。
 金融機関に対しては、あくまで業績悪化原因が一時的特殊な混乱によるものであり、正常化して黒字回復するのは容易であることと、二代目の専務に経営のバトンタッチがスムーズに行くチャンスでもあることを強調しました。
 リスケを了承しても金融機関は多くの注文をつけてきてはいますが、ともかく会社は専務が先頭に立ち自主的に決めたリストラを実施した結果、当初計画よりも早い今期中に営業黒字化の目途もたち、確実に回復を始めています。


【不動産建売業の金融機関対応支援と株式上場(IPO)準備支援】
 E社は約5年後の株式上場(IPO)を目指す元気な不動産建売デベロッパーです。毎年10億円位づつ売上を伸ばす成長企業です。
 成長企業故に事務管理能力の弱点があります。また同社のような業種は金融機関からの土地仕入資金の調達が最大の課題です。同時に多額の在庫が平均半年間発生することから、その間の運転資金確保も課題です。
 先ず今後の株式上場(IPO)と金融機関対策を念頭に、会社の正しい会計処理方法と月次決算の改善を実施しました。
前期の決算には適正な会計基準に照らして若干の問題点があったので、今期において過年度損益修正をし、今期の経過月の処理を全面的に修正、部門の区分、勘定科目の区分も修正しました。
 その上で毎月の月次決算によって正しい損益が算定されるように、未成工事支出金の計上処理体制を整備しました。
 又まだ中期経営計画も単年度計画もありませんでしたので、株式上場(IPO)を目標とした経営計画の策定をし、これに基づいて具体的な資本政策も策定することで、ようやく株式上場(IPO)計画は本格的なスタートに立ちました。
 私たちは毎月の月次決算時に正しい業績を表す月次決算書を基に、社長と資金繰りの注意を促し、月次の銀行説明方法の打合せ、部門別業績結果に基づく採算管理の注意点を確認しています。
 月次決算時とは別スケジュールで株式上場準備(IPO)として、年度経営計画の予算管理体制その他の内部管理体制の構築を開始しています。
 なお株式上場準備(IPO)に必要な関係者として証券会社、印刷会社、IR会社、監査法人、信託銀行、人材紹介会社などのアレンジングも真にE社社長に利益になるような観点で行うことも私たちの重要な役割となります。


【ソフトウェア開発業のベンチャーキャピタル対応と株式上場(IPO)準備支援】
 F社は5年以内の株式上場(IPO)を目指しています。
複数のベンチャーキャピタルからの資金調達を検討している時期でした。私たちは未だ月次決算さえも満足に実施できていないF社のショートレビュー(短期財務調査)の依頼を受け、同社の財務データ、営業データ、事業計画のヒアリング&レビューを実施し、ベンチャーキャピタルが最も気にする粉飾決算の有無と事業計画の下ブレリスクの調査報告をしました。
 その内容の簡潔明瞭さと下ブレリスクに的を絞った報告書が評価され、1億を超える資金調達に成功しました。
 私たちは同社の財務コンサルティング顧問として、株式上場(IPO)実現に向けての財務体制全般の改善に取り組みました。最初にすべきことはベンチャーキャピタルに自信をもって説明報告できるように、また正確な株式上場(IPO)事業計画及び資本政策を作れるように、会社が適正な月次決算を実施できるようにすることです。
 株式上場(IPO)実現までの残された時間の中でやるべきことを確実にスケジュール管理し、会社の管理体制の組織化・資金繰り管理・外部関係者対応含めてすべてに渡り社長をバックアップすることが私たちの役割です

 
【温泉旅館再生のためのM&Aアドバイザリーの事例】
某地方の有名温泉地で、売上7億円規模の温泉旅館D社が過剰負債でにっちもさっちも行かない状態になっていました。メイン債権者の地元地銀さんのご依頼により、同温泉地にある中規模旅館H社による救済買収のお手伝いをすることになりました。H社がH社の取引銀行からお金を借りてD社を会社分割の手法により買収し、その後D社を特別清算するというやり方です。私はあくまでH社のアドバイザーとして、その問題のD社を大きな借入れをしてまで購入しても、その後きちんと事業が回り、借入れを返済できるという確証となる事業計画を作らなければなりません。すでにD社では数年前から再生のために地元の会計士や東京の他のコンサルタント会社が調査・分析・再生計画をさんざん練っていましたので、私はそれらの成果を活用できるところは活用した上で再度全体が上手くいくスキームを検討し直しました。
これもほんの1〜2ヵ月間の短い時間しか許されない案件でしたが、私の練りに練って作成した事業計画で、地元銀行と地元再生支援協議会にも了承いただき、その後半年後に無事H社によるD社買収が完了することができました。
 バブル以前の無理な過剰債務に悩み設備更新ができずに朽ち果てていくホテルが多い中、おかげで有名温泉地がどんどん廃れるのを防ぐためにも、今回の再生事例は成功モデルとして今後当地でさらに活用されるようになり、温泉地の復興に役立てば良いと願わずにはいれません。
 


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